検索窓
今日:16 hit、昨日:27 hit、合計:20,680 hit

ページ27

その後、お互いに質問し合いっこしたりしてもっと草川くんを知れて近付けた気がする


連絡のスピードも苦にならないテンポで、話していて楽しいし、近くにいるような気がしてぽかぽかと心が暖かくなった


私の過去を話したから、気まづくなったりするかな?と心配していたけれどもそんなことは全くなくて


話す前と変わらない心地いい距離感と関係が築けている気がする


きっと私はこの先草川くんをもっと好きになる


この気持ちは恋だと本能が告げているから


でも、その先に進みたくないから草川くんには伝えない


付き合うということは誰かを選び、誰かを選ばないということ


私の行動で誰かを不幸にしたくないから


いや、本音はまたあの時のように自分がいじめられたら怖いから


結局、私は自分が可愛いのだ


草川くんの過去を一方的に聞いただけではなく、私の過去も話したことで対等な関係になれた気がするから


この距離で、関係で充分だ


お互いに心の傷を少しづつ癒していければそれでいい


そんな風に思っていたのに、それを許してくれない人がいた


?『久しぶりA。いきなりごめん、話したいことがあって来たんだ』

6月4日→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (22 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
77人がお気に入り
設定タグ:超特急 , 草川拓弥 , 橘柊生
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:蓮華 | 作成日時:2021年2月7日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。