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「…それ、どういう意味や？」
「えっ、えっと…あの……な、何でもねぇよ！
ん、このきんぴらごぼうもめっちゃうまい」
二口は何だか焦ったような表情で弁当を掻き込んでいた。
そんなに急いで食べんでも…。
「二口、ここにおべんとさん付いとるで」
うちはそう言って二口の頬に付いている米粒を取った。
「何、耳まで赤くしてんねん。ほんま、リンゴみたいでかわええなぁ」
「っ/////き、急に触るなよ！ビックリするだろうが！！」
「何をそんなに怒ってんねや」
二口side
今日の部活は体育館の点検があるのでオフ。
柴崎はバイトらしいので諦めて家に帰ろうとバスを待っていた。
「あれ、にーちゃんやん。どないしたん？」
「今日は部活がねぇんだよ」
「珍しいなぁ。…ん？にーちゃん何か悩んでんの？話、聞こか？」
コイツ、絶対面白半分で言ってるな。
まぁ、自分1人でモヤモヤするよりはマシか。
「俺、柴崎の事…好きなのかもしれない」
そういうと奏馬は深呼吸ぐらい深いため息をついた。
「やっっっと自覚したんか」
「は？」
「ほんまいつ気づくんかなぁって思てたわ」
「は！？どーいうことだよ！」
「にーちゃんは分かりやすいっちゅうことや。で、どないするん？
告白するんか？プロポーズ？…あ、にーちゃんショートしてはる」
告白とかは今まで何回もされてきてるけど、自分でするってなると難しいな。
「あんなぁ、にーちゃん。先言うとくで？」
「？」
「…うちの姉貴は難易度マックスやで？ラスボスレベルや。
姉貴の無自覚天然の鈍感を舐めたらあかん」
…じゃあ、どうすればいいんだよ。
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蒼穹＠小鳥遊。 - さくらんぼさん» ありがとうございます！早めに更新できるように頑張っていくので引き続きよろしくお願い致します！！ (5月7日 5時) (
レス) id: 8087978939 (このIDを非表示/違反報告)
さくらんぼ - すごく読みやすくて面白いです！更新頑張ってください！ (3月28日 18時) (レス) @page20 id: 9a6d1464ea (このIDを非表示/違反報告)
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