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目が合って、微笑まれて。
目を見ないようにしていたの、バレていたみたい。
「昨日のサークル、Aいなかったから、つまんなかったー」
『え、』
「だから次は来てね」
ジョンハンに見つめられると、なんて言葉を返すのが正しいのかわからなくなる。
意識しないで普通に話すのって、こんなに難しいものなんだっけ。
上手く息ができないみたいな、そんな感じだ。
ジョンハンの視線は私から全然外れなくて。
でも逸らしたら何か思われそうで、私も見つめ返す。
ひとを好きになるのってこんなんだっけ、と。初めてのことではないのに戸惑う。
だけどこの優しい温かさも甘さも、ジョンハンにしか感じたことがない。
見つめ合っていると、突然ジョンハンが「あ、」と漏らした。なんだろうと思っていれば彼の手が私の顔に伸びてくる。
だけどあと数センチで触れるってところで、なぜかジョンハンはすっとその手を引っ込めた。
『……ジョン、ハン？』
「……ここ、睫毛ついてる」
そして自分の頬を指さして、私の頬に睫毛がついてることを教えてくれた。
『えっ、あ、ありがとう……取れた？』
「うん、取れた」
胸が、ちくりとした。
だって前のジョンハンだったら、きっと私の頬に触れて取ってくれたはずだもの。
ああ、そうか。
普通の友達に戻るって、こういうことか。
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あおい(プロフ) - あったかくて優しくてすごく好きなお話でした❋更新される度に嬉しかったです。最後までありがとうございました！ (4月1日 2時) (
レス) @page28 id: f4ec078017 (このIDを非表示/違反報告)
ななんほ(プロフ) - 楽しみに拝見しております、最新話のお話しすごく好きだったのですが…消えちゃったのですかね（涙）また更新を楽しみにしておりますので、頑張ってください！！ (3月25日 13時) (レス) id: 05ea9752a4 (このIDを非表示/違反報告)
ソヒ(プロフ) - 大好き過ぎてガチで3週ぐらい読んでます！なんなら日常で頭の中でこのストーリーを振り返るぐらい好きです!!これからも応募してます！ (3月22日 18時) (レス) id: e4ee2c1a20 (このIDを非表示/違反報告)
pi(プロフ) - 更新嬉しいです。きゅんきゅんします、、 (2月17日 12時) (レス) @page19 id: 84a2331def (このIDを非表示/違反報告)
ま(プロフ) - 更新まってます (1月4日 3時) (レス) @page12 id: 07d8f4f9c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るり | 作成日時：2023年1月15日 12時
