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ケーキを食べて、贈り物をもらって
しばらく４人でたわいもないことを話し合った。
私たちの誕生日の過ごし方は、いつもこんな感じだ。
私の部屋に集まって、ちょっと遊んで、夜まで語らって
翌日になればまたいつもの日常が始まる。
ありきたりで、何の変哲もない日々だけれど
４人で過ごす学校生活は、毎日当たり前に楽しかった。
中学のように１クラス何十人もいるわけじゃなく、ここは一学年４人という、超小規模学校。
こんな場所じゃ、学校生活は楽しめないと思う人もいるだろう。
しかし私は、逆だと思う。
４人しかいないからこそ、私たちの間には深い絆と、信頼がある。
大規模なクラスにいると考えがちな、他の派閥がどうだとか、ぼっちで寂しいとか、そんなことを気にする必要もない。
地球が、他の星からの支援がなくても、その大地一つで生命を養うことができるように
私たちは４人だけで、綺麗に完結していた。
硝子には分かってもらえないことでも、Aは分かってくれたり
またはAが分かってくれなくても、悟は分かってくれたり
私たちはお互いの足りないところを、綺麗に補い合える４人だった。
だから、誰かと２人とか、または３人でいるときよりも
４人でいる時間が一番楽しかった。
誰もこぼれることなく、みんな同じ土俵にいて
対等に語り合って、笑い合えるこの関係性が心地よかった。
———呪術師という、マイノリティ。
私たちはみんな、“普通”とは違う。
それでも今の私たちは、限りになく“普通”に近いものを享受していた。
平凡な日常を
ありきたりな悩みを
人並みの貪欲さを
当たり前の優しさを
当然の如く与えられ、それを受け取る権利があると思っていた。
一体、何をどうしていれば、私は
眩しい青と、爛々たる欺瞞に満ちたこの世界の中で
“心から笑えていた”……と
思うことができたのだろう。
・
これまでの何千年、そうであったように
そしてきっと、これからの何千年、そうであるように
春は今年も約束を裏切ることなく、この地へとやってきた。
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ヤハウェ(プロフ) - Wolf @ 元フェアリーさん» 禿同 (7月15日 16時) (
レス) @page48 id: 4505794e30 (このIDを非表示/違反報告)
Wolf @ 元フェアリー(プロフ) - ちょっとそのバイト店員さんそこ変わって欲しい (7月15日 14時) (レス) @page48 id: ebc545326a (このIDを非表示/違反報告)
ヤハウェ(プロフ) - あい(^_−)−☆さん» お前の心臓の支配権は…僕にある…‼️チェッックメイトォォ‼️ (7月15日 8時) (レス) id: 4505794e30 (このIDを非表示/違反報告)
ヤハウェ(プロフ) - なゆさん» おっと、君は僕の使徒かにゃ？？面白い！と思ったら大体僕だと思いますよ。面白いという概念を生み出しているのが僕なので（？）こちらこそあざ‼️ (7月15日 8時) (レス) @page47 id: 4505794e30 (このIDを非表示/違反報告)
あい(^_−)−☆(プロフ) - なんかすごく心がキュンとしたって言うかなんて言うんだろう深い.... すき..❤︎ (7月14日 23時) (レス) @page46 id: 86f9264a88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヤハウェ
| 作成日時：2023年7月7日 2時
