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……えいっ、ブチッ。
何とAは、面倒臭くなって電話を一方的にブチ切った。
———俺はお前のこと嫌いじゃない
「(仮定でそんなこと言われても…)」
何て答えるのが正解か、分からなくて不安で
そしてブチ切りである。
Aはケータイを閉じて机に置くと、アラームをセットして布団に潜った。
『A』
「どうぇ！？」
いきなりガラッと部屋の扉が開いたと思えば、五条悟。
「は！？何で来たの！？」
『お前が話の途中で勝手に切るからだろうが』
「いやだからってさ…」
悟はAの言葉も聞かずにズカズカ入ってきて、勝手にベッドに座る。
Aは起き上がって、過去最高の呆れ顔で悟を見た。
『で、答えろよ。さっきの質問』
「それ、夜中の１時に勝手に部屋に入ってきてまで聞かなきゃダメなこと？」
呆れたようにそう尋ねるが、悟は何も言わないままAを見つめている。
Aは仕方なく、悟を嫌う理由について考えた。
”悟は自分を嫌っていない”という前提を、頭に置いて。
「…そーね。悟が私のこと嫌ってなくて、腹立つ態度もとってこないって言うなら別に嫌いはしないかもね」
Aは若干投げやりにそう言った。
『じゃあもう、変に喧嘩腰でいるのやめよう』
「…は？」
『俺もお前と同じこと思ってるし。それって実質、意味のない嫌い合いじゃん』
お互いに“相手が自分を嫌っているから”が理由なら、確かに嫌い合う理由はないのと同じである。
「何、明日から悟に優しくすればいいの？」
『…もうちょっと素直な態度取れよって話』
悟はそう言うと、Aの髪をそっと耳にかけてやる。
少しひんやりとした悟の指先が耳に触れて、Aは少しだけドキッとした。
『言葉で誤魔化されてたら、多分、一生お前のこと分からないままになる。こっちで気持ち汲み取れとか無理だから、俺』
「……」
『俺の言ってること分かる？』
悟がそう言ってAの顔を覗き見ると、Aはフイっと斜め下を向いて小さく頷いた。
悟が何を言いたいのか何となく分かってきて、少し恥ずかしかった。
『…ならいい。じゃ、また明日』
悟はそう言って立ち上がると、そのままAの部屋を出る。
Aはすばやく布団に潜って、恥ずかしさで熱くなった顔をひんやりとした布団に押し付けた。
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ヤハウェ(プロフ) - Wolf @ 元フェアリーさん» 禿同 (7月15日 16時) (
レス) @page48 id: 4505794e30 (このIDを非表示/違反報告)
Wolf @ 元フェアリー(プロフ) - ちょっとそのバイト店員さんそこ変わって欲しい (7月15日 14時) (レス) @page48 id: ebc545326a (このIDを非表示/違反報告)
ヤハウェ(プロフ) - あい(^_−)−☆さん» お前の心臓の支配権は…僕にある…‼️チェッックメイトォォ‼️ (7月15日 8時) (レス) id: 4505794e30 (このIDを非表示/違反報告)
ヤハウェ(プロフ) - なゆさん» おっと、君は僕の使徒かにゃ？？面白い！と思ったら大体僕だと思いますよ。面白いという概念を生み出しているのが僕なので（？）こちらこそあざ‼️ (7月15日 8時) (レス) @page47 id: 4505794e30 (このIDを非表示/違反報告)
あい(^_−)−☆(プロフ) - なんかすごく心がキュンとしたって言うかなんて言うんだろう深い.... すき..❤︎ (7月14日 23時) (レス) @page46 id: 86f9264a88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヤハウェ
| 作成日時：2023年7月7日 2時
