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「硝子、」
「ん？」
２人で女湯に向かっている途中のことだった。
「私…後で入ってもいいかな。硝子が上がった後」
「…いいけど」
私が上がるまで、Aは旅館を散歩して待つことになった。
２人でゆっくり湯に浸かって話とかできると思ってちょっと楽しみにしてただけに少し残念だった。
でも何となく、そう簡単にAの肌を見ることはできないだろうなという気もしていたから、予想通りでもあった。
少しのあいだ一人でぼーっと湯に浸かって、上がって服を着終わってからAに連絡した。
部屋に戻るとクズどもはもう戻ってきていて、髪もすっかり乾いている。
「Aは？」
「今入ってる」
一緒に入らなかったんだ、と言いたげではあったが、夏油は特に何も言わなかった。
しばらくしてからAも戻ってきて、４人で夕飯を食べた。
・
「よし、んじゃあ飲みますか〜！！」
「硝子は酒豪だね」
「夏油もかなり飲めるくせに」
私たちは道中に酒を買った。
夏油が老け顔なおかげで結構簡単に買えるのだ。
コイツ、「酒は未成年が飲んではいけないものだよ」とか正論ぶちまけてそうだけど、意外と飲酒経験があって
しかもそこそこに好きらしい。
それに、寮生活から解放されることなんてそうそうない。
チャンスすぎる。浴びるように飲みたい。
「Aと悟はお酒飲んだことある？」
夏油が聞くと、２人は首を横に振った。
「飲んでみなよ。飲めば良さが分かるからさ〜」
２人は哀れなものを見るような目で私を見る。
やはり腐っても２人は良家出身のお坊ちゃんお嬢様だ。
「硝子、強制は良くないよ」
「法犯してる奴が正論吐くなよ」
結局、Aはやめておきますとのことで、隣の部屋でひと足先に寝ることになったが
五条は飲んでみるらしい。
お酒に興味があるというより、仲間はずれにされるのが多分嫌なんだろう。
「どーぞ、召し上がれー」
缶を開けて渡すと、五条は少し躊躇ってから一口飲んだ。
『まっっず』
「最初はそんなもんさ」
「慣れよ、慣れ」
『そういう問題？マジで何が美味いのか分かんねぇんだけど』
「だから慣れだって。とりあえずその口付けた一缶は飲みなよ」
私がそう言うと、五条は渋々酒を口にした。
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ヤハウェ(プロフ) - Wolf @ 元フェアリーさん» 禿同 (7月15日 16時) (
レス) @page48 id: 4505794e30 (このIDを非表示/違反報告)
Wolf @ 元フェアリー(プロフ) - ちょっとそのバイト店員さんそこ変わって欲しい (7月15日 14時) (レス) @page48 id: ebc545326a (このIDを非表示/違反報告)
ヤハウェ(プロフ) - あい(^_−)−☆さん» お前の心臓の支配権は…僕にある…‼️チェッックメイトォォ‼️ (7月15日 8時) (レス) id: 4505794e30 (このIDを非表示/違反報告)
ヤハウェ(プロフ) - なゆさん» おっと、君は僕の使徒かにゃ？？面白い！と思ったら大体僕だと思いますよ。面白いという概念を生み出しているのが僕なので（？）こちらこそあざ‼️ (7月15日 8時) (レス) @page47 id: 4505794e30 (このIDを非表示/違反報告)
あい(^_−)−☆(プロフ) - なんかすごく心がキュンとしたって言うかなんて言うんだろう深い.... すき..❤︎ (7月14日 23時) (レス) @page46 id: 86f9264a88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヤハウェ
| 作成日時：2023年7月7日 2時
