おさかなぐんだん。３【Fischer's】【短編集】

ごめんね。【ｼﾙｸ】 ページ7

シルクsaid

俺の彼女の口癖は


「ごめんね、私が悪いから…」

「ごめん…待たせちゃったね…」

「謝ってばっかりでごめん…」


『ごめんね』、これが彼女であるAの

『口癖』、なのだ。

逆に俺が謝る方なのに…Aに

申し訳なくなってきた。


A「シルク〜お邪魔します〜」

「お、いらっしゃーい」

A「遅くなっちゃってごめんね…はい、シルクが好きな午後ティー！」

「…おう、ありがとう。」


俺と話してる時は笑顔なのに、謝ると笑顔が

しぼんで、眉を下に下げ顔も下を向く。

それを見ているとAに申し訳なくなってきた。


A「ごめん…いらなかった…?」

「いや、めっちゃ嬉しいよ？とりあえず部屋あがれ」

A「うん!!お邪魔します〜」


「ちょっと待ってな、飲みもんだすわ」

A「ごめんね…」

「…気にすんな、な？」

A「うん、わかった」


いいたい、俺の方がごめんて、Aはなんにも悪くないし、むしろ俺が悪い。

飲みもんだって、めっちゃ嬉しかったのに…。

…今日こそ言おう。

俺はソファにAが座ってる隣に座った。


「ほれ、」

A「あ、あり、がとう…」

「…A」

A「ん？私…なにか悪いことした…？」


もしかしたら彼女は全部、全部、

自分のせいだと思ってるのかもしれない。


「っ…ごめん…」

A「え？なんで謝るの？シルクじゃなくて、悪いのは私d…」

「ごめん…ごめんな…ごめん…」


つい涙が出てしまった。

数秒してAが俺を包むように抱きしめてくれた。


A「…シルク、なんで泣いてるの？なんで、謝るの？」

「…お前がずっと、謝って、ごめんごめん言って、全部、Aが悪いみたい、になるじゃんか…」

A「だって…悪いのは私だし…」

「お前は、悪く、ない…悪いのは、ずっと、許して来た、俺だ…Aばっかり、謝って…」

A「…そう思ってくれてたんだ…」

「おう…」

A「…今度からあんまり言わないようにするね、ごめんね」

「…ん…言ったそばから言うなよ…」

A「えー、ちょっとは言わせてよ〜」

「たく…好きだわ…」

A「私もだよシルク。あと、



ありがとう。」


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元パナナ、めだまやき＝ふざけんなよパイナップルです！←長

呼ぶ時はめだまやきかめだパナでwパイナップルでもいいですよw

あ、見ていただいてありがとうございました！

せーの！

みんな「アデュー!!」

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