操り人形 (ページ9)

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出会いページ9

私が初めて練習に参加する日。

私は非公開練習生となったため、

本社屋とは別の建物に来ていた。

私だけの練習室、という響きは

ワクワクした気持ちと、

期待に応えられるのか、という不安感で

私を焦らせた。

｢違うっ！こうじゃない！」

ーーードンッ！ーーー

｢痛っ｣

私は、少し足を捻ってしまった。

最悪だ。私に止まっている時間なんてないのに。

立ってみようとしても、

痛くて力を入れられない。

絶望にたたき落とされた気分だった。

結局私は病院へ行くことになった。

診断されたのは

3ヶ月間、安静にすること

とのことだった。

暗い気持ちで帰路につこうとすると、

ロビーのソファーに座り込んでいる人がいた。

どこかで見たことがある顔だと思ったら、

EXOのクリスさんだった。

「こんにちは」

クリス(以降KR)｢？｣

｢あっ、ご存知ないですよね。私はSMで非公開練習生をしているイ・Aと言います。｣

KR｢ああ、あの！初めまして。｣

｢初めまして^^*｣

KR｢ねえ、非公開練習生って名乗っていいの？｣

｢あっ、、、｣

KR｢wwwwwwww｣

｢やっちゃいましたw｣

KR｢どうして、病院に？｣

｢練習中に転けちゃって、捻挫ですw｣

KR｢えぇ！大丈夫なんですか？｣

｢しばらくは安静にしないといけないらしいです｣

KR｢焦っちゃダメですよ？｣

｢、、、えっ。｣

KR｢いや、自分もデビュー前は焦ってて、大怪我しかけたことあるんで。｣

｢、、、、、｣

KR「焦ったって、デビューが遅くなるだけです。」

｢、、、(泣)｣

KR｢ああっ！泣かないで！｣

｢ありがとうございます。なんか元気出ました！｣

KR｢それは良かった！(*⌒▽⌒*)｣

｢それでクリスさんは何で病院に？｣