もうすぐ出発! ページ9
リ「……して俺じゃないんだ」
ん……リクの声…
[……何が?]
リ「わっ!起きてたのか?」
[今起きたばかり]
リ「そうか…。もう大丈夫か?」
[…うん。ごめん、迷惑かけたかも?」
リ「大丈夫なら良かった。」
[あ〜また引き分けか]
リ「どちらかと言うと俺の方が勝ってたな。」
[〜引き分けだもん!それよりイカダの準備しないと!]
リ「そうだな。」
と言う事でイカダの準備を再開し始めた。
ソラがイカダの仕上げをしているからあとは、食材集めだな。
キノコ、木の実、魚、飲み水……。あと、パオプの実?はいらないか。
そういえば、パオプの実って食べさせ会ったらどんなに離ればなれになっても必ず再開出来るんだよね…?
4人で食べても効果はあるかな?
提案してみようっと!
[ねぇねぇ、みんなでパオプの実食べてよ!]
ソリ「えっ…。」
カ「えっとA、パオプの実は2人じゃないと効果ないよ、たぶん…。」
[え〜]
そうなんだ…。ちょっとショック。
カ「あっでも、みんなが離ればなれになっても再会出来るようにお守り作っているよ!」
見せてくれたのは、まだ作りかけだけど貝殻を5個つなげてあった。
ん?私、似ている物持ってた気がする…。
[カイリ、もしかしてこういうの?]
私が持っている物を見せたら、
カ「そう!それと似ている物だよ。」
私が持っているのは、貝殻ではなくステンドグラスみたいな物で薄いピンク色だった。
カ「きれいだね〜」
[ありがと。でもなんで持っているのか覚えてないんだよね…。]
カ「そうなんだ…。そのうち思い出せるよ!」
カイリとおしゃべりしてたらイカダが完成したみたい!
ソ「やったー!完成した!」
[お疲れ様!そういえば、イカダの名前は決まっているの?」
ソ「エクスカリバー!!」
リ「何かってに決めてんだよ。」
ソ「じゃあ、レースで勝負しよう!俺が勝ったら船長な!お前が勝ったら…」
リ「Aとパオプの実を食べさせあう。」
ソ「はっ!?」
リ「いいだろ」
ソ「リク、もしかしてAのこと……
カ「準備はいい?」
[早くはじめなよ〜]
カ「それじゃあ、よ〜いドン!!」
ソラとリクは勢い良く走り出した。
カ「2人とも何話していたのかな?」
[さ〜、勝った方が船長なっ、とか言っていたんじゃない?]
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リザンナ(プロフ) - 凄く面白いです!!続きが気になります!!更新楽しみに待ってます!! (2015年1月31日 19時) (レス) id: cceb32e690 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:rex | 作成日時:2014年9月23日 22時