えぐざいるのにちじょう。【３】 (ページ10)

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# 啓司と豆腐ページ10

啓司 Side

「ん、このお豆腐おいしいですね」

啓「 …これは？」

「こっちもおいしいけど、お豆腐がおいしいです」

啓「すげえ複雑だわ」

こんにちはこんばんは。
今日はAが泊まりにきてます。
この子俺が作った料理より豆腐がうまいって言うの。
失礼極まりないと思わない？？

「 …啓司さんの料理はなんでもおいしいよ」

啓「いまさら遅えよ」

「あちゃー、笑」

啓「何があちゃーだ笑」

どうもこの子倒れたらしくて、三代目の誰かがお持ち帰りしようとしたらこれから仕事だったとか言って引き渡された。
それで餌与えてたわけ。←

.

直『啓司さん！ちょっとAお願い！１人になったら何し出すかわかんないから！』

『何もしないわ』

直『大人しく啓司さんの家にいなさい！また迎えに来るから！』

『 …おじいちゃん早く仕事行きなよ』

直『まだいじるか？！後でお仕置きするからな！！じゃ、啓司さんよろしくねっ！』

.

あいつ、ほんとに騒がしいやつだよな。←
そんなこと思ってると直人からラインがきた

直人仕事終わった!
直人今からみんなで啓司さん家行くからおつまみよろしくね!

みんなってみんなだよね？

啓「 A、今日は寝れねえぞ」

そう言いラインのトーク画面を見せると

「 …啓司さんは寝れないかもしれないけど私は寝るよ」

啓「思いやりの欠片もねえな」

「 …病み上がりだもん、A 」

前から思ってたんだけどさ、
A、甘えるとき自分のこと名前で呼ぶのクソ可愛くね？
Aだから可愛いんだよなあ…
これ直人がやったら…むりだわ。←

啓「とりあえずつまみ作るの手伝って」

「しゃあない」

啓「生意気」

生意気なところも可愛くてしょうがないんだけどさ