【イナイレ】凍てつく常闇の氷姫α1 (ページ47)

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常闇４５ページ47

漫遊寺中がある坂の下の広場。

そこで俺達はキャラバンを止めて、マネージャーは夕飯作り、俺達選手数名は作戦会議をしていた
作戦会議といっても、これからどうするか。という話し合いだが…

風丸｢で、どうする？｣

染岡｢どうするって言われても漫遊寺がアレじゃあな…｣

塔子｢全然分かってないんだもんなぁ…石凪が画像まで見せて話したのに！｣

円堂｢考えても仕方ないさ。俺たちは俺たちで、今できることをするだけだ！｣

一之瀬｢できること？｣

風丸｢特訓だな？｣

円堂｢ああ。相手はエイリア学園のファーストランクチーム。こっちももっと特訓して強くなんないとな！｣

｢｢ああ！｣｣

一之瀬｢そうと決まれば早速練習場所を探そう！｣

吹雪｢練習場所ならあるよ。｣

吹雪の声がして振り返ってみると昼間と同じく女子二人に挟まれてた

吹雪｢この向こうに川があって、その河川敷ならサッカーができるって。ね？｣

漫遊寺女子｢｢はい！｣｣

吹雪｢また何かあったらよろしくね？｣

漫遊寺女子｢｢はーい♡｣｣

取り敢えず練習場所も見つかった
俺達はその河川敷に向かい、練習をしていた

が、また石凪がいない。

染岡｢またあいつは勝手に…｣

鬼道｢今に始まったことじゃないし、石凪は情報屋だ。
俺達とばかりいては入ってくる情報も少ない。
暫く好きにさせておけばいい。｣

一之瀬｢鬼道は心配にならないのか？｣

鬼道｢そういう訳では無い。しかし、俺達が何を言ったところであいつは止まらないだろう。｣

円堂｢皆！そろそろ日が沈む。キャラバンの方に戻ろう。｣

｢＿＿りませんか…？｣

円堂｢…ん？｣

塔子｢あれって…石凪？｣

路地の曲がり角を見ると石凪がこの辺に住んでるであろうお婆ちゃんに話しかけていた

婆｢んー…いや、わたしゃ見てないねぇ。｣

雪雫｢そうですか…｣

婆｢済まないね、若い子のお役に立てなくて…｣

雪雫｢いえいえ！こちらこそ呼び止めてしまいすみませんでした。｣

婆｢いいんだよ？おや、もうこんな時間かい…。
もうすぐ暗くなるよ。今日はもうお帰り？｣

雪雫｢あ、はい。お婆ちゃんも、お気をつけて。｣

雪雫｢はぁ…今日も収穫なし、かぁ…｣

円堂｢おーい、石凪ー！｣

雪雫｢一体何処に…｣

気づいてない。こうなったら

風丸｢石凪！！｣

耳元で叫ぶ←

雪雫｢へぁ！？｣

あ、石凪の声が裏返った←
てか、思いっきり転けた…

しかも、何だ？さっきの超間抜けな声…←