カルテ215 ページ16
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≪ジンベエ！！今何て言ったァ！！？≫
「！？…お、親父さん…？」
突然電伝虫が鬼の様な形相になり、怒声に近い大声を出した
実際には繋がった相手、エドワード･ニューゲートのものだが
普段のニューゲートを知るジンベエは驚いた
彼がここまで声を荒立てる程の事を自分は言ったのかと不思議だった
≪今、"A"と言ったかァ！？≫
A
何故彼女の事をニューゲートが知っているのか
何故彼女の事にこんなに必死になっているのか
ジンベエには分からない事だらけだった
「ぇ、えぇ…。確かに、そう言いましたが……？Aさんが何か？」
≪Aは今どこに居る！！魚人島かァ！？≫
「いえ…、つい先程島を発って、新世界に向かいましたが…」
≪ッ……！！…そうかァ……≫
電伝虫を通じてジンベエはニューゲートの顔を見た
もう島に居ないと知った時、目を大きく開き、そして残念そうな顔になる
出てきた声も生気に欠けたものだった
Aの何がニューゲートをここまで衝き動かすのか
ジンベエは聞きたい事がどんどん増えていく
「あの…親父さんとAさんは一体……」
≪アァ…、俺が惚れた女だ。手ェ出す様な真似してねェだろうな？≫
「…は………」
ジンベエは鳩が豆鉄砲を食ったような顔になる
あまりに唐突且つ想像の遥か斜め上を過ぎる返答に頭が真っ白になってしまったのだ
自分の聞き間違いなのではと確認するジンベエ
「い、今…何と……」
≪Aは俺の女だ。何か問題でもあんのかァ？≫
「ぃ、いえ…」
とても冗談を言っている様には聞こえない
そもそもニューゲートがこの手の冗談はあまり言わない事をジンベエは知っている
つまり、冗談なんかではないのだ
ジンベエは頭を抱えて悩まされた
まさか彼女がニューゲートの愛する女だったとは夢にも思わなかったのだから
こんな事ならもう少し魚人島に留めておけば良かった、と…
しかし時既に遅しである
因みにその頃のAはガレオン船から離れ、ロシナンテの記憶を見ていた
「Aさんは、"会いたい人が居る"と言っておりましたが…まさか親父さんの事じゃったとは……」
≪！！！≫
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(症状:タッチの差)
- 金 運: ★☆☆☆☆
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白龍 - お久しぶりです〜！ この作品に出会った当初私は中学生で不登校でした、そんな中での此処は心の支えでもありました！☺️ 今では資格も取り就職して働いています。またコメントでお話、作品を見られるのを心から待っています！！ (10月10日 2時) (
レス) id: ef42c70218 (このIDを非表示/違反報告)
シンヤ(プロフ) - お久しぶりです🥰🥰私も続きとても楽しみにしています🥰🥰 (8月4日 4時) (レス) id: 42d6be6a70 (このIDを非表示/違反報告)
立青(プロフ) - お久しぶりです立青です〜！白さんとユリシィ様(女神様)親衛隊を結成したのが昨日のように思い出せるくらい今でも大好きです！親父殿を知るきっかけとなった沼のような作品で、続きが気になり続けてます🥺 (7月29日 19時) (レス) id: 45ba2eb794 (このIDを非表示/違反報告)
白龍 - この先のストーリーを自ら考えて妄想してます☺️ (2023年5月2日 0時) (レス) id: 7ff70cdf2f (このIDを非表示/違反報告)
シンヤ(プロフ) - とても楽しみにしています。続きいつまでも待っています🥰🥰 (2023年2月16日 16時) (レス) @page47 id: 42d6be6a70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユリシィ | 作成日時：2017年5月1日 15時
