カルテ142 ページ43
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「何を恐れている。お前はその男を求めて海に出たのではないのか？」
「あぁ、そうだ。その為だけに、私は何も知らずに海に飛び出した。だがな…ミホーク、私とあの人の間に出来た時間は、少なくとも私には大きいものだ。会えなかった分だけ会いたいと思うし、会いたくないとも思ってしまう」
「………」
「…続きの催促か？お前は無口だが何となく分かるから面白いな」
顔を見なくても分かる
ミホークは思いの外分かり易い男だ
私の発言に何も言わずに黙り続けるミホーク
そんなに私の心が気になるのか？
物好きだな
ふと、重くのしかかるように立ち込める厚い雲が広がる空を見上げた
暗い空は、かつての私の心のようだ
「…私があの人と別れてから今日までの時間は、とても長い。その長さだけ、想いと不安が募っていった。会いたくて、会いたくて会いたくて仕方がない気持ち。そして…今でも自分を愛してくれているのかと言う不安」
「…お前を忘れられる男など、そう居ないだろう」
「慰めてくれるのか…？優しいな、ミホークは」
「………俺なら、お前をいつまでも傍に置き続ける」
熱情が込められた甘い囁きは、真っ直ぐと私の脳を刺激する
きっと、普通の女ならすぐに気持ちをぐらつかせるだろう
けど私は…私には……
「…ありがとう、ミホーク」
「………」
「応えられないけど…ありがとう」
空から視線をずらしてミホークの方を向く
彼の顔は大きな帽子の鍔で見えないが、きっと…悲しい顔はしていない筈だ
何故か分からないが、そう思える
「それが、お前の答えか」
「あぁ。何があっても変わらない」
「それだけ不安に押し潰されそうになっているのにか？」
「押し潰されても起き上がるさ。それが私の生きる意味だから」
「……そうか」
ミホークはそれだけ言って瓦礫から下りると城へと戻っていく
ミホークが帰るのを見てヒヒ達は安堵の息を吐く
ずっと緊張気味だったから当然か
私はヒヒ達を順番に撫でる
嬉しそうにするヒヒ達を見ながら、私はこれからの事を考える
私がしている事は、この
それを噛み締めるように私は自分の拳を握り締める
.
(経過:告白)
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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ユリシィ(プロフ) - 立青さん» ヒデェ！！｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡ (2016年12月30日 20時) (
レス) id: 8e520c148b (このIDを非表示/違反報告)
立青(プロフ) - ユリシィさん» 困っているのか！？困っているんだね！？満面の笑みで笑ってあげよう！ｗｗ(￣∀￣) (2016年12月30日 17時) (レス) id: 91c5787e0e (このIDを非表示/違反報告)
ユリシィ(プロフ) - 立青さん» もうどこからどうツッコめばいいのか分からん！！(´ﾟдﾟ｀) (2016年12月30日 17時) (レス) id: eaa03fccd8 (このIDを非表示/違反報告)
立青(プロフ) - ユリシィさん» そう言われると引っ張りたくなるんだよねｗほら、悪戯心が・・・・ねぇ？ (2016年12月30日 16時) (レス) id: 91c5787e0e (このIDを非表示/違反報告)
立青(プロフ) - そして、マミー元気！？←更新されててびっくりしたよ！(ΦωΦ)ﾌﾌﾌ…（（いきなりどうした。 (2016年12月30日 16時) (レス) id: 91c5787e0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユリシィ | 作成日時：2016年12月3日 0時
