カルテ123 ページ24
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ホットドッグを食べながら私は広場を練り歩く
子供が元気に走り回っていて微笑ましい
ホットドッグの最後の一口を食べて包みをゴミ箱に捨てる
他にも何か見ようと思っていると、急に後ろから誰かに肩を掴まれた
そしてそのまま振り向かされる
掴んできたのは20代半ばの群青色の髪が綺麗な青年だった
青年は真剣な顔で私を見る
「？何か？」
「見つけた……」
「え…？」
青年は私の両肩を掴むとポツリと呟いた
何を言っているのかサッパリ分からない私にとっては本当に困るんだが…
兎に角離してもらおう
「あの…、離して下さ」
「俺の理想のモデル！！」
「……は？」
青年は俯いていた顔をバッと上げてそう叫ぶ
周りは祭りの賑わいで聞こえなかったようだが、私にはハッキリと聞こえた
けど内容は意味不明だった
青年は私の手を握ると速足で歩いて行く
私は引っ張られるように歩かされる
それで余計に頭が混乱してくる
「ちょ、何なんですか？貴方誰ですか？」
「急いでくれ！もうすぐでステージが始まるんだ！」
「何の話だ」
もう途中から敬語なんてなくなる
こんな身勝手な年下の男に払う敬意なんて生憎持ち合わせていないしな
それでも青年は私の手を引っ張って何所かに向かう
人の群れの中を縫うように進んで行くと、大きなテントと煌びやかなステージが見えた
青年はズカズカとテントの中に入っていく
当然私も入る事に…
中は沢山の若い女性が華やかなドレスを身に纏っている
微調整か何かをする人も居れば、化粧をしてくれる人も居る
どうやらこれはミスコンか何かの準備のようだ
私が連れてこられたのはそのテントの中でも奥の方
そこにはマネキンが来たドレスを前に色々言い合っている男女3人の姿があった
青年は真っ直ぐにそこに歩いて行く
必然的に私もその3人の元へ向かう事になった
というか本当に離してほしいんだが
「おい、新しいモデル連れて来たぞ」
「は？」
青年の言っている事は分かっているが理解は出来ない
何で私がモデルなんてしなきゃいけないんだ
大体私は承諾した覚えが無い
何を言っているんだコイツ、と思った私は多分悪くないと信じたい
「これで優勝間違い無しだ」
一体どこから出るんだその自信は
.
(経過:拉致)
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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ユリシィ(プロフ) - 立青さん» ヒデェ！！｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡ (2016年12月30日 20時) (
レス) id: 8e520c148b (このIDを非表示/違反報告)
立青(プロフ) - ユリシィさん» 困っているのか！？困っているんだね！？満面の笑みで笑ってあげよう！ｗｗ(￣∀￣) (2016年12月30日 17時) (レス) id: 91c5787e0e (このIDを非表示/違反報告)
ユリシィ(プロフ) - 立青さん» もうどこからどうツッコめばいいのか分からん！！(´ﾟдﾟ｀) (2016年12月30日 17時) (レス) id: eaa03fccd8 (このIDを非表示/違反報告)
立青(プロフ) - ユリシィさん» そう言われると引っ張りたくなるんだよねｗほら、悪戯心が・・・・ねぇ？ (2016年12月30日 16時) (レス) id: 91c5787e0e (このIDを非表示/違反報告)
立青(プロフ) - そして、マミー元気！？←更新されててびっくりしたよ！(ΦωΦ)ﾌﾌﾌ…（（いきなりどうした。 (2016年12月30日 16時) (レス) id: 91c5787e0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユリシィ | 作成日時：2016年12月3日 0時
