【ONEPIECE】恋愛転移カルテ File.Ⅱ【エドワード・ニューゲート】 (ページ46)

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カルテ95 ページ46

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「ミカゲ！こっちも頼むよ！」

「はい！」

戦場

そんな言葉がピッタリな空間に、今私は身を投じている

海軍だから戦場に赴く事はあるかもしれないが…一応確認しておく

私はただの給仕です

そんな私の戦場はと言うと……

「盛り付けの皿の用意を頼む！」

「あいよ！ミカゲ、ここを頼むね！！」

「はい！」

ここ、海軍本部の食堂

お昼時は訓練や任務で空腹な海兵の皆さまを迎える

その為に厨房は途切れる事なく料理を作り続け、給仕である私は受け付けを手伝う

海兵の方々の列は終わりが全く見えない

メイソンさん達のお店よりも凄い…

「//か、海軍定食1つ！//」

「//俺も！//」

「//俺は日替わり定食で！//」

「//俺は海軍カレーを…！//」

「はい！少々お待ち下さい」

注文されたものを伝票に書いて厨房に回す

この単純な作業もこれだけの数になれば難しいし、何より緊張する

注文の間違いが起きないように注意しつつ迅速に対応しないと…！

「注文お願いします！」

「あいよ！」

エヴェリンさんに伝票を渡せばすぐに受け付けに戻って注文を受ける

まだまだ海兵の方達の長蛇の列は終わりが見えない

頑張らないと…！

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「ハァ…ハァ……」

「お疲れ、初めてなのに大したモンだね。注文ミスは0だよ」

「ありがとうございます…」

「で…お疲れの所申し訳ないんだけどね、これからサカズキ大将に食事を届けてもらってもいいかい？」

「サカズキ大将、ですか…。まだお会いしていない大将の方ですね」

「じゃあ挨拶も兼ねて行っといで。くれぐれも気を付けてね」

「？はい、分かりました…」

食堂での仕事が終わってすぐに渡された次なるお仕事

クザンさん、ボルサリーノさんと同じ大将の方にお食事を届けること

エヴェリンさんに部屋を教えてもらって向かう

けど私は、さっきの食堂の方々の態度が気になった

私がサカズキさんの元にお食事を届けるとなると、急に不安そうな顔になった

エヴェリンさんも"気を付けて"なんて…

一体どんな方なんだろう、サカズキ大将……

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(経過:勤務中)