カルテ91 ページ42
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「そうかい、そりゃ良かったじゃないか」
「はい。本当にここは優しい方ばかりで…何だか申し訳ないです」
「若い内から遠慮なんてするモンじゃないよ。何かあればいつでも頼りな」
「はい」
ヒナさんの案内の元、無事におつるさんのお部屋に着けた
おつるさんは丁度お仕事が一段落していたそうなので、お茶を淹れさせてもらった
おつるさんに見てもらいながら淹れるお茶はかなり緊張したけど…
「流石メイソン直伝だね、上手に淹れられたじゃないか」
「ありがとうございます。おつるさんにそう言ってもらえると嬉しいです」
「クザンの所にはもう行ったのかい?」
おつるさんはお茶を啜りながら聞いてくる
きっとクザンさんの反応の事を言ってるんだろうな
「はい、先程お食事を届けに。驚いておられました」
「アイツはサボりっぱなしだからねぇ、これで少しは仕事に専念してくれるといいんだが」
「フフッ」
おつるさんは色々な人に呆れたり怒ったりしているらしく、そういった話が聞けた
同期のガープさんに対する愚痴
クザンさんのサボり癖へのお説教
王下七武海での苦労話
おつるさんは本当に大変な方なのだな
今度お茶請けのお菓子を作ろう
「他の将官達とはまだ会ってないのかい?」
「はい。突然出来た給仕という事もあって、私の存在を知らない人が居られるのかと…」
「そうだねぇ。それに今、任務で出ている者も居るから仕方ないか…。…記憶の方はどうだい?何か思い出せた事はあるのかい」
おつるさんの言葉で私はさっきのボルサリーノさんとの件を思い出した
けど思い出したのは恥ずかしさではなく、懐かしい気持ち
この懐かしさは一体……
おつるさんに一応聞いてみよう
「………実は、さっきボルサリーノさんに…その……」
「??」
私はさっきあった事をおつるさんに話した
これは"今の私"ではない、"前の私"に関係のある感情なのではないだろうかと
おつるさんは思案顔で口を閉じた
その沈黙が、私には少し怖かった…
「まだ断定は出来ないが、アンタに恋仲の男が居たって事なのかもねぇ」
「恋仲……」
「まぁ、あんまり考え込まない方が良い。ゆっくりでいいんだよ」
「はい…」
.
(経過:記憶の回復…?)
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
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ユリシィ(プロフ) - さゆしゅん(?òωó?)さん» お馬鹿ですよ〜 (2016年12月27日 14時) (レス) id: 8e520c148b (このIDを非表示/違反報告)
さゆしゅん(?òωó?)(プロフ) - ユリシィさん» お馬鹿ってwwwww (2016年12月12日 21時) (レス) id: 502b7682bf (このIDを非表示/違反報告)
ユリシィ(プロフ) - さゆしゅん(?òωó?)さん» おバカな家族ですwww( ̄▽ ̄) (2016年12月11日 8時) (レス) id: eaa03fccd8 (このIDを非表示/違反報告)
さゆしゅん(?òωó?)(プロフ) - ユリシィさん» いいねぇ!それ!! (2016年12月11日 0時) (レス) id: 502b7682bf (このIDを非表示/違反報告)
ユリシィ(プロフ) - さゆしゅん(?òωó?)さん» そうそう、ウチの家族なんか皆"楽しければ全て良し"って精神ですから(´-ω-`) (2016年12月10日 23時) (レス) id: eaa03fccd8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユリシィ | 作成日時:2016年11月19日 15時