カルテ88 ページ39
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食堂に戻って私はエヴェリンさんにボルサリーノさんの所に行くことを伝えた
ボルサリーノさんのお部屋は、クザンさんと同じ階の反対側らしい
「何も一々帰って伝えに来なくても…」
「あ、すみません…」
「ま、子電伝虫を渡しそびれてたからね。寧ろ良かったかな」
「子電伝虫?」
エヴェリンさんが渡してくれたのは掌サイズのカタツムリ
眠っているのか目を閉じている
可愛い…
「それで1番に掛ければあたしに繋がるからね。何かあったらそれで伝えてくれればいいさ」
「ありがとうございます」
成程、これで連絡出来るんだ
便利だな
子電伝虫をエプロンのポケットに入れて私はまたエレベーターに乗る
ボルサリーノさんが何を飲まれるのか分からなかったから、一応飲み物一式持って行く
緑茶に紅茶、コーヒー…色々あるから大丈夫だろう
ボルサリーノさんの部屋も壊れてないと良いけどな…
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コンコン
「失礼します、ボルサリーノさん。お茶をお持ちしました」
「おォ、待ってたよォ。入っていいからねェ」
「はい、失礼します」
ボルサリーノさんの許可を貰って扉を開ける
ボルサリーノさんの部屋はあまり被害が無かったらしい
良かった
「ん〜?やけに大荷物だねェ」
「はい、ボルサリーノさんが何を飲まれるのか聞いていなかったので…。コーヒーと紅茶と緑茶、どれになさいますか?」
「優しいねェ〜。それじゃァ折角だから緑茶を淹れてもらおうかねェ」
「かしこまりました」
お湯を沸かしながら急須にお茶の葉を淹れる
お湯が沸いたら湯呑みに入れる
お湯を程良く冷ますポイントだってメイソンさんに教えてもらった
淹れたお茶をボルサリーノさんの前に置けばボルサリーノさんはニッコリと笑った
「ありがとうねェ。早速頂こうかねェ」
ボルサリーノさんは大きな手で湯呑みを持ってゆっくりと飲む
ちょっとドキドキする…
湯呑みを口から離したボルサリーノさんをジッと見ていると、またニッコリと笑った
「ん〜、美味しいねェ。ありがとうねェ、ミカゲちゃん」
「そう言ってもらえて良かったです…」
ほのぼのとした空間が私とボルサリーノさんの間で流れた
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(症状:緊張)
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
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ユリシィ(プロフ) - さゆしゅん(?òωó?)さん» お馬鹿ですよ〜 (2016年12月27日 14時) (レス) id: 8e520c148b (このIDを非表示/違反報告)
さゆしゅん(?òωó?)(プロフ) - ユリシィさん» お馬鹿ってwwwww (2016年12月12日 21時) (レス) id: 502b7682bf (このIDを非表示/違反報告)
ユリシィ(プロフ) - さゆしゅん(?òωó?)さん» おバカな家族ですwww( ̄▽ ̄) (2016年12月11日 8時) (レス) id: eaa03fccd8 (このIDを非表示/違反報告)
さゆしゅん(?òωó?)(プロフ) - ユリシィさん» いいねぇ!それ!! (2016年12月11日 0時) (レス) id: 502b7682bf (このIDを非表示/違反報告)
ユリシィ(プロフ) - さゆしゅん(?òωó?)さん» そうそう、ウチの家族なんか皆"楽しければ全て良し"って精神ですから(´-ω-`) (2016年12月10日 23時) (レス) id: eaa03fccd8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユリシィ | 作成日時:2016年11月19日 15時