カルテ70 ページ21
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「おい…、今……何て言った…」
涙を流す息子達に向かって問うニューゲート
船員は喜々とした表情でそれに答えた
「聞いてくれ親父!!サッチとエースが今朝、モビーの自室に居たんだ!!」
「怪我はヒデェが、何でか治療されていたんだよ!!それも船医が言うには完璧に!」
「2人とも今、船に乗ってるんだ!帰ってきたんだ!!サッチも、エースも!!」
そんな事があり得るのだろうか
ニューゲートは
それを知ってか知らずか、マルコが更に状況を説明した
「俺達も、最初は敵が油断させる為の罠だと思ったよい。だから色々と質問して確かめたんだ、本物なら知っているだろう、俺達との思い出を…」
「そしたら見事に全部言い当てたんだ!エースが少し不安げだったのが寧ろ本物っぽかったよな」
「アイツは基本的にうろ覚えだからな」
余程その時の光景が面白かったのか、楽しそうに談笑し始めた
しかしまだ謎が解けた訳ではない
ニューゲートは更に質問を重ねる
「エースとサッチは何故生きている?あの時確かに…」
「それが、本人達は病院に居たって言うんだ。そこである女医に手術を受けたって…」
「女医だァ…?」
「あ、そういやサッチが名前聞いてたんだっけな。ナンパしようとしてたとか」
「アイツ、俺らの心配他所にそんな事してやがったのか…」
「帰ったら一発いっとくか」
話が脱線し始めた所でマルコがまたまとめる
「エースは重症だったから聞けなかったらしいが、どうやら2人とも同じその女医に命を救われたらしいんだよい」
「…どんな奴だァ?」
「黒髪のショートで若い女の医者だと。名前はサッチ曰く…」
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「『A』って」
「ッ!!!!」
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その名は、自分が最も愛している女の名前だった
ニューゲートは目元を抑えながら涙を流した
急に涙を流し始めるニューゲートに船員は少し混乱する
「お、親父…?どうしたんだ?」
「……A…ッ、オメェって奴は………!」
自分だけじゃなく、亡くしたと思っていた息子まで救ってくれた
そんな彼女にニューゲートは心から感謝をし、また愛した
ニューゲートの涙は、潮風に攫われて消えていった
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(経過:報告)
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
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ユリシィ(プロフ) - さゆしゅん(?òωó?)さん» お馬鹿ですよ〜 (2016年12月27日 14時) (レス) id: 8e520c148b (このIDを非表示/違反報告)
さゆしゅん(?òωó?)(プロフ) - ユリシィさん» お馬鹿ってwwwww (2016年12月12日 21時) (レス) id: 502b7682bf (このIDを非表示/違反報告)
ユリシィ(プロフ) - さゆしゅん(?òωó?)さん» おバカな家族ですwww( ̄▽ ̄) (2016年12月11日 8時) (レス) id: eaa03fccd8 (このIDを非表示/違反報告)
さゆしゅん(?òωó?)(プロフ) - ユリシィさん» いいねぇ!それ!! (2016年12月11日 0時) (レス) id: 502b7682bf (このIDを非表示/違反報告)
ユリシィ(プロフ) - さゆしゅん(?òωó?)さん» そうそう、ウチの家族なんか皆"楽しければ全て良し"って精神ですから(´-ω-`) (2016年12月10日 23時) (レス) id: eaa03fccd8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユリシィ | 作成日時:2016年11月19日 15時