【Fischer's】___ふわふわ君。さん【男主】

＊ ページ45

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歩いてから、5分くらいたったかな

まだまだ距離はあるみたいだよ



マサイ「ん？ダホ、どうした？」

ンダホ「ここの絵...何か違和感あるなぁって」

シルク「確かに。俺なんか鳥肌立ってるし」

「やだ。そんなこと言わないで...」



こわいじゃん

ほんとーにやめてよ



モトキ「大丈夫。俺らがいるから」

「でもっ」

モトキ「何かあったら全員で守るから」

マサイ「違和感だってダホの考えすぎだろ。それに、鳥肌だって寒いからだろうしさ」

「......そーだよね」



なにも起こんないよね

おばけだっていないよね？

気にしすぎはよくないよね





そこからは特になにもなく...

無事にトンネルを出てこれたよ

とりあえず、よかった



シルク「トンネルは【ダホが違和感を感じたという絵】があっただけで特に何もありませんでした」

ンダホ「あの絵はヤバかった！」

「ね、もーその話はやめよ？こわいもん」

シルク「じゃあ、トンネルの先にあった休憩所に行ってみるか！」

モトキ「そこでは心霊体験談とかないの？」

マサイ「いや、調べてもなかった」

モトキ「そっか。なら、まだ安心だね」

「んー...」



なら、だいじょーぶだよね

さっきもおばけは見れなかったし

きっといないんだよ



シルク「一応確認な。全員いるか？」

ンダホ「いる！」

シルク「体に異変は？」

モトキ「特にないよ」

シルク「周囲に異変は？」

マサイ「ないと思う」

シルク「ならよ〜し！」



俺には聞いてくれなかった...

言う気まんまんだったのにな...

さみしーよ



「あ、休憩所ってここ？」

ンダホ「イスも机もあるし、ここっぽいね」

シルク「ここも嫌な感じするなぁ」

「え...？」

モトキ「大丈夫だよ...って言いたいけど、俺も。ここから離れた方が良いかも」

シルク「でも、座るだけ座ってみようぜ」



全員で座ってみたよ

俺にはさっぱりわかんないけど

みんなは変なかんじがするらしいの

こわいよー...



「んっ((ﾋﾟｸｯ」

モトキ「どうしたの？」

「ちょっとだけ、寒いの」

ンダホ「上着いる？」

「もらうね。ありがと」



だほの上着、サイズはぴったりのはずなんだけど...

なぜか『ぶかぶか』なんだよね

でも、あったかいな



シルク「寒気か...他には何か感じる？」

ンダホ「別に」

モトキ「あの木がちょっと」

シルク「木？」

マサイ「見てくる」

シルク「俺も行くわ」

ンダホ「俺も」

モトキ「ふわと一緒に待ってるね」



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