3 ページ3
島に到着した彼らは各々で島の様子を観察する
看板の”PUNK HAZARD”という文字を見て間違いなく此処は
あの電伝虫が言っていた場所に違いないだろうと確信をもつ
「間違いないわね、名前が一致した」
「此処がパンクハザード…」
「さっきの緊急信号はやっぱりココからなのか？」
「この島、立ち入り禁止みたいね」
「なっ、ルフィあれ見ろ！」
看板には”WORLD GOVT””MARINE”と書かれている
「危険、立ち入り禁止？」
「ほらぁ〜！世界政府と海軍が！つまり誰かいたとしても政府側の人間だ」
帰ろう、とウソップが方向転換するがゾロはまっすぐ扉の方に向かむ
そしてあろうことに扉を切り裂いて道を開けてしまう
「よし！開いたな！」
「ふふっ」
＊
「あぁ〜…あつぃ〜…」
チリチリとした暑さは薄着でも耐えられないほど
灼熱の島に皆それぞれ、思いを巡らす
歩いていたその先で丘の下を見渡せる場所に着く
「恐らく、コレは民家じゃない。此処は以前、政府の施設があったようね」
「大層に封鎖してあんのはここが燃えて危なくなったからか、それとも元々やべぇ施設なのか」
「この島を
ルフィが電伝虫の相手がいるかと探ってみるも誰の声も返ってこない
聞こえるのは燃える炎の音のみだった
「ああ、そういや気になってんのがよ。電伝虫の声！寒いって言ってたろ？」
「そだな、こんなにあちぃのに寒いって…バカなのかな？」
「いやどういう推理だ！」
不思議な音が４人の耳に届いた
「うわぁ〜！？巨人？！」
「イヤ、巨人よりデカいぞ！！」
不思議な音の正体は風の音だったと分かった
＿＿＿＿＿その時、
突如、壁の崩れる音がし、そちらを見るとなんとそこには
空想上の生物であるドラゴンが目の前に現れた
「すっ、げぇ〜っ！！！あははっ！カッコイイ〜！！」
「感動してる場合かよ！」
ルフィがカッコイイと評している時に幻聴なのか？
しかしそれにしてもハッキリと「何奴だ」と聞こえた
そして、一番最初に逃げ出したウソップを追いかけ始める
追いつかれそうになった所をルフィが掴み、投げ出した
「何すんだテメェッ！！」
「おい！コイツ今！喋った！！！」
「馬鹿言え！！空耳だろ！」
ドラゴンは炎を口に溜め、一直線に噴き出す
なんとか避けきった面々は反撃に出る
ルフィが先陣切って、前に出るがドラゴンの皮膚が固いのか
攻撃が全く通ってないように見えた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：リターン | 作成日時：2022年4月13日 23時
