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たつが置いて行ったメモは鞄に突っ込んで
伝票を持ってお会計。
お会計はたつが対応がしてくれて
レジを打ちながら
「今日の晩御飯なにぃ？」
小さな声でそう訊かれた。
「何がいい？」
おかずは帰りに買っていこうと思ってたから、まだ何も決めてなくて
たつのリクエストに合わせることにした。
少し考えるように首を傾げた後
「んー、エビフライ」
たつは好物の名前をあげた。
「わかった、そうするね」
って短く答えたら
たつはニタって口角をあげて
お釣りとレシートを渡すときに
やっと私を見つめて
「ありがとうございました。
またお越しくださいませ」
ふんわり目を細めて、きゅっと私の手を握った。
その手を握り返すことなく、
うん、って頷いてたつに背を向ける。
本当は、握り返したかったのに
誰かに見られるかもしれないという不安と
いつか、たつが出て行ってしまうという絶望が胸に渦巻いて
逃げるように店から出た。
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茜音(プロフ) - ゆうきさん» ありがとうございます。理由はパート５で明らかになりますので、ぜひお越しください(^^) (2016年4月24日 0時) (
レス) id: 6872b18133 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうき(プロフ) - もうｷｭﾝｷｭﾝします。たつなんででて行ったのか続きがきになります。 (2016年4月22日 7時) (レス) id: 547fbdc7c8 (このIDを非表示/違反報告)
茜音(プロフ) - はるなさん» ありがとうございます！最近、私の生活リズムがちょっと変わったので、更新できない日もあって申し訳ないのですが、これからも楽しみにしていただけるように頑張りますね！ (2016年4月15日 18時) (レス) id: 6872b18133 (このIDを非表示/違反報告)
茜音(プロフ) - つなさん» ありがとうございます。皆様の1日の癒しになるように、柔らかく穏やかなお話をモットーに書いていますので、そう言っていただけて嬉しいです！これからも楽しみにしていてください(^^) (2016年4月15日 18時) (レス) id: 6872b18133 (このIDを非表示/違反報告)
茜音(プロフ) - るんさん» ありがとうございます！一番だなんて嬉しいです！（＾◇＾）これからもよろしくお願いいたしますね！ (2016年4月15日 18時) (レス) id: 6872b18133 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茜音
| 作成日時：2016年4月4日 0時
