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たつが言うには


全然平気そうな顔をしてたのにたつにもたれかかったら急に眠たそうになって

そのままあっさり寝落ち。


起きるかなーってたつはしばらくそのまま待ってたけれど

あまりにも起きないので私をお姫様抱っこして寝室まで運んで、ベッドに下ろしたところまでは良かったものの

私がたつにしがみついたまま離れず、止むを得ずたつは私の隣で眠った、とのこと。


「覚えてる?」


「眠くなったとこまでしか覚えてない…」


って答えると、たつは苦笑い。


「Aちゃん酒癖悪いんやなぁ」


人のこと言えへんやん、って
ごもっともです。


そういえば、昔錦戸にも言われたっけなーって思い出しながら

とんでもないことに気付いた。


「ていうか!

たつ私をここまで運んだの!?一人で!?」


「他に誰がおるん(笑)」


「だって私、こんなデカイんだよ?

お姫様抱っこなんて…」


今まで付き合ってきた男たちは誰もできなかった

別にして欲しかったわけじゃないけれど

可愛げのない自分の身長が嫌だった。


でも、たつは


「そんなデカないやん。

俺からしたらちっちゃいで?」


ぽん、と私の頭のてっぺんに手の平を乗せて

な?って、首を傾げてみせる。


たつは、私のコンプレックスや不満を
ひとつずつ、塗り替えてくれる。

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茜音(プロフ) - yuyuさん» ありがとうございます!そんな風に言っていただけて嬉しいです!秘密の恋人みたいに重いお話ではありませんが、こちらのお話も楽しんでいただけたら幸いです! (2016年2月14日 0時) (レス) id: 6872b18133 (このIDを非表示/違反報告)
茜音(プロフ) - こあさん» 名作なんて滅相もない!こあさんに楽しんでいただけるように、このお話も頑張りますね♪ (2016年2月14日 0時) (レス) id: 6872b18133 (このIDを非表示/違反報告)
yuyu(プロフ) - はじめまして、亮ちゃんの秘密の恋人とっても感動して茜音さんの小説が大好きになりました!茜音さんの小説をまた読みたいと思ってたので新作嬉しいですo( ^_^ )oこれからも応援してます!! (2016年2月13日 12時) (レス) id: 6c48d9adcc (このIDを非表示/違反報告)
こあ(プロフ) - 茜音さん» いえいえ、あれは名作ですよ(。´Д⊂)ぼーっとしてたんです~ こちらこそ、お話ありがとうございます♪ (2016年2月13日 1時) (レス) id: a127aff5ea (このIDを非表示/違反報告)
茜音(プロフ) - こあさん» わーこあさん!お久しぶりです!やすくんのお話は名前コロコロ変えちゃったので、覚えづらかったはず(笑)たつくんのお話もまた楽しんでいただけたら幸いです♪本当にいつもありがとうございます。 (2016年2月13日 0時) (レス) id: 6872b18133 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:茜音 | 作成日時:2016年2月10日 13時

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