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お風呂上がり、たつがお風呂に入ってある間に

いつもの習慣を思い出して冷蔵庫を開ける。


中にはいくつかのお酒の缶。

その中から缶ビールを取り出し、
ソファにどさっと腰掛ける。


テレビを見ながらお酒を飲んで自分で自分をねぎらうのが金曜日のルーティン。


たつがいて、生活が変わったから忘れているところだった。


プシュ、とプルタブのいい音がしたところで


「あー!ずるい、俺も飲みたい!」


お風呂上がりのペットが登場。


濡れた髪の毛はオールバックで、少し釣りあがった眉毛が露わになってる。

「冷蔵庫から好きなのとっておいでよ」

「やった、ありがとうAちゃんっ」


にかっと笑って、冷蔵庫からチューハイを取り出して

私のすぐ隣に腰を下ろした。


まだ買いに行けてなくて、たつには私と同じシャンプーとかボディーソープを使ってもらってるんだけれど

ふわんと漂ってくる匂いは
私とは違うものに感じた。


なんていうんだろう、男の人の匂い、みたいなもの。


不意にたつを見上げると
ぽん、って一度だけ頭を撫でられた。



「一週間おつかれさま。

乾杯っ」


たつの言葉に
カチン、と缶を合わせて
二人同時に一口目。


「「ぷはーっ!」」


って偶然重なった声に、二人で大笑いした。

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茜音(プロフ) - yuyuさん» ありがとうございます!そんな風に言っていただけて嬉しいです!秘密の恋人みたいに重いお話ではありませんが、こちらのお話も楽しんでいただけたら幸いです! (2016年2月14日 0時) (レス) id: 6872b18133 (このIDを非表示/違反報告)
茜音(プロフ) - こあさん» 名作なんて滅相もない!こあさんに楽しんでいただけるように、このお話も頑張りますね♪ (2016年2月14日 0時) (レス) id: 6872b18133 (このIDを非表示/違反報告)
yuyu(プロフ) - はじめまして、亮ちゃんの秘密の恋人とっても感動して茜音さんの小説が大好きになりました!茜音さんの小説をまた読みたいと思ってたので新作嬉しいですo( ^_^ )oこれからも応援してます!! (2016年2月13日 12時) (レス) id: 6c48d9adcc (このIDを非表示/違反報告)
こあ(プロフ) - 茜音さん» いえいえ、あれは名作ですよ(。´Д⊂)ぼーっとしてたんです~ こちらこそ、お話ありがとうございます♪ (2016年2月13日 1時) (レス) id: a127aff5ea (このIDを非表示/違反報告)
茜音(プロフ) - こあさん» わーこあさん!お久しぶりです!やすくんのお話は名前コロコロ変えちゃったので、覚えづらかったはず(笑)たつくんのお話もまた楽しんでいただけたら幸いです♪本当にいつもありがとうございます。 (2016年2月13日 0時) (レス) id: 6872b18133 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:茜音 | 作成日時:2016年2月10日 13時

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