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28-21 ページ16
高地サイド
あれからAは目を覚さない。
病院に行くか考えたか、多分ループによる弊害と考えて大我の家のベットに寝かせている。
時はたち、大我が死んだと報告を受けた5月4日から26日ぐらい経って、
今は6月1日。
本来ならループにより訪れることのなかった日。
それは大我の死によって訪れた。
いや、北斗、樹、大我３人の死によってもたらされた平穏。
結局、みんなが集まることはなかったし、
戻らなかったし、命を失った人は３人もいる。
でも、またいつか、他愛もない、どうでもいい話を、何もかも忘れて、
この７人で、できたらいいな。
また会えるよね。
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作者名：蕾華 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/pandaraiyu1/
作成日時：2020年9月6日 23時
