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28-18 ページ13
Aサイド
そう書かれてた。
涙が止まらないし、思考が働かない。
寝たら、すべての記憶を失う。
ノートに書いても無駄だろう。
忘れたくないよ。
一生覚えていたい。
大好きな、大我のこと。
一番話して面白かった、樹のこと。
ライバル兼先生の、北斗のこと。
幼なじみの、慎太郎のこと。
色々なヒントをくれた、ジェシーのこと。
生き別れてやっと会えた兄弟の、高地のこと。
そう思いながらも、自然と眠気はやってきて、
そのまま、
遺書とまだ読んでない
北斗と樹の手紙を抱えながら、
大我の家で寝た。
ー＿ー＿ー＿ー＿ー＿
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作者名：蕾華 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/pandaraiyu1/
作成日時：2020年9月6日 23時
