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北斗サイド



静寂の後に布が擦れる音。


「たいがにーちゃん?」


「北斗。俺は我慢してた。


北斗が十分に大人になるまで隠そうと思ってた。


でも…それは肯定だよね。」



するすると俺の身に纏う洋服が剥ぎ取られてゆく。


俺はこの後にすることがわかった。


にーちゃんの指の感触が直接わかる。











なんか












これ…









気持ち…悪い…





「ヤダ…」


小さく漏らした声はしかと聞こえた。





その声は 声のなき驚き 孕ませた





薄いピンクに色づいた空気は一瞬にして漆黒に染まった。





それは薄暗い雲の張り詰めた冬のことだった。




____

『未完成な毒』の続編となります。
『未完成な毒』の方も終わりかたはハッピーエンドではありませんでした。
今回こそはハッピーエンドにしようかと悩んだのですが…やっぱりバットエンドですね。
過去のお話に飛んでるのでわかりづらかったかもしれませんが、最終的には『未完成な毒』の夏祭りの年の冬へと続きます。

タイトルの『切れぬ赤い毒』
赤といえば運命の赤い糸。しかし、運命の赤い糸は無理やり切ることができてしまいます。
切ることができぬのは、血のつながりを表しています。


北斗はたいがにーちゃんのことを好きでした。
”たいがにーちゃんは俺のことを恋愛対象として好きなのか。”と自問自答し続けます。
いざ、気持ちを伝えてみたら大我はその北斗の可愛さに負け手を出してしまいます。
その感覚で北斗は思ったのです。
”俺の抱いていたこの恋は恋愛感情ではない”と。


初めてのしょたは裏表現なしの悲恋物語となりました。
今後も時間があればしょた話も書いて生きたいです。
今度は甘々で♡

12結婚前の毒 Hikaru x Ryohei リク作→←-2



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ぽっぷこーん@パルム同盟(プロフ) - 蕾華さん» いえいえです! (2021年1月29日 22時) (レス) id: 10469be644 (このIDを非表示/違反報告)
蕾華(プロフ) - ぽっぷこーん@パルム同盟さん» 尊敬だなんて…ありがとうございます。励みになります!!  あえてじゃないです。ただのミスです。直しておきます、ありがとうございます。 (2020年12月29日 18時) (レス) id: 169f18cdbf (このIDを非表示/違反報告)
ぽっぷこーん@パルム同盟(プロフ) - ですが一つだけ質問させていただきたい所があり、樹の名前のスペルにはyは必要なく”Juri”でいいのですが、こうしてあるのはあえてのことなのでしょうか…? (2020年12月29日 11時) (レス) id: 10469be644 (このIDを非表示/違反報告)
ぽっぷこーん@パルム同盟(プロフ) - 主さんの小説の大ファンです!私も昔歌をもとに小説を書いたのですがうまくいかず…尊敬です! (2020年12月29日 11時) (レス) id: 10469be644 (このIDを非表示/違反報告)
蕾華(プロフ) - トマトみかんさん» ありがとうございます!!続編考えてみます〜 (2020年12月28日 23時) (レス) id: 169f18cdbf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蕾華 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/pandaraiyu1/  
作成日時:2020年8月13日 13時

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