独り孤毒 level.1

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北斗サイド


 
何度時間が戻っても、君を救うことはできない。


繰り返し繰り返し何十年分。


この現象の解決方法にうすうす気づいていた。


小説や漫画の中でよくある結末。 




涼太を押しのけ飛び込んだ。


瞬間、トラックにあたる。


血飛沫が上がり軋む体。


涼太の瞳が揺れているような気がした。


どこかつぶやいてくるその声に向かって


「ざまあみろ」


と言ってみた。


長い夏の日々がここで幕を閉じた気がした。 





目を覚ました8月14日のベットの上。


涼太はこっちを向いて微笑んだ。


「また、ダメだったよ。」


その瞬間俺は悟った。


ああ、涼太もループをしていたんだ。 


＿＿＿＿＿ 

この8月15日は本編でも8月15日なのですよ！狙ってこの時期に出しました( ｀ー´)ノ 
曲自体が物語性が高いのであまりアレンジできませんでした… 
 
リクエストくださったえむさんありがとうございます(#^.^#) 
あまり恋愛要素なくてすいません。8月14日までに誰かにリクエストされたらこの作品にしようと決めていました。 


 
こちらの方で宣伝していなかったので…

Twitter(@raika_pink)のほうでもちょいちょい作品上げたり、裏話したり、作品まとめたり、先行配信とかしてます。 

04無想の毒 Tatuya x Hikaru リク作→←03繰り返し毒 Hokuto x Ryota リク作

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