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2-2 ページ7
阿部サイド
あまりにも安直すぎるかもしれない。
世間的には非難されることかもしれないけど、
俺も佐久間もLGBTに抵抗はない。
もしかして、俺の初恋が適うんじゃないの？
そんな安易な想像が膨らむ。
佐久間はまだ知らないけど、
おれは反社会的人格、サイコパス。
サイコパスといっても俺は少しだけ違って、
サディスティック精神のほうが大きい。
だから、俺は
佐久間を虐めたくて苛めたくてしょうがない。
すぐに行動に起こしたいけど、
俺の中にある理性がそれを止めてる。
だから、樹が大我に告白したって聞いたとき、
俺の中のサディスト精神が滾った。
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作者名：蕾華 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/pandaraiyu1/
作成日時：2020年6月3日 22時
