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樹サイド
でも、少し躊躇った。
勿論、LGBTのことがばれることは愚か、
失敗したら俺は二度と君に話しかけることは叶わないだろう。
でも、君の俺に対する反応を見てると
脈ありな気がするんだ。
だからおれは告白してみることにした。
結果、答えはNOだった。
誰が好きなの？そう聞いたが答えてくれなかった。
でも、それでよかったのかもしれない。
もし、きょもがきょもの好きな人をこたえていたとしたら
その人を殺しかねないと思ったから。
この気持ちは封印しよう。
そう思ったのに、もう一つの俺は言う事を聞かない。
俺は初めて俺の意見と俺の意見が割れた。
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作者名：蕾華 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/pandaraiyu1/
作成日時：2020年6月3日 22時
