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『でもわざわざ話したいなんて、何かありましたか？』
どうやら自分と話す理由なんてないだろうと感じている様子のAは、グルッペンにその疑問をぶつけた。しかしグルッペンは得意げな表情を浮かべながらAとトントンを順番に見つめた。
「いや何、これでようやく幹部全員ここに連れてこられたからな。」
「え、みんなここにきたん！？」
「せやで。最初は一人で来とったんやけどオスマンに始まり鬱先生、ゾム…と、順番にここに連れてきたな。何人かは気に入ったのかそのあとも個人で来ているらしいゾ。」
『オスマンさんなんかはよくひとらんらんさんを連れていらしてくださいますよ。』
まさか、自分の知らないところでそんなことがあったとは知らずトントンの表情は驚愕に染まっていた。
「で、みんなを連れてきたかった理由なんだがな、まぁ言ってしまえば見極めて欲しかったからだ。」
「もしかして、グルさん…」
「あぁ、Aにうちのコックとして来てもらおうと思ってな。」
ドヤ顔で言い放つグルッペンにトントンは頭を抱えた。相変わらず厄介なことしかしないこの総統は、その階級に対して行動が些か自由すぎではないだろうかと考えるが今更言っても仕方がない。今に始まったことではないのだから。
「で、トン氏も賛成だろう？」
「…まぁ、料理はうまかったですし、マスターもいい人そうやし、いいとは思いますけど…他のメンバーはいいって言うたんですか？」
「当然だろう。
と、いうわけだ。どうだろうマスター、来てはくれないか？」
『………ぼ、僕が、グルッペンさんのところのコック、ですか…？』
------あとがき--------
はじめまして、マグネシウムです。
ちょっと短めですが残りを入れてしまうと大幅に文字数を超えてしまったのでここで切ります。
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ﾀﾌﾞﾝ優しい鬼さん - 8話オスマンのセリフ。「ほんま？！じゅあお願いするめう〜」←ﾝ?!じゅあ？じゃあじゃないんですか？ (2017年5月25日 18時) (
レス) id: 2a1f9e77ff (このIDを非表示/違反報告)
ミミック - 夜中に見るんじゃなかった…文章だけでも美味しそうです作者様のペースで、体調がよくて!時間が空いてて!気分が乗ったら!更新頑張ってください笑 (2017年5月17日 1時) (レス) id: 538187bfc9 (このIDを非表示/違反報告)
４６猫 - またまたお久しぶりです。更新早速見に来ました(笑)一日に一度は目を通してしまう作品なので更新されていてとても嬉しかったです。これからもあなたのことを応援し続けます。しつこいファンだなと思ってくれたらいいです(笑) (2017年5月6日 14時) (レス) id: 22100487fd (このIDを非表示/違反報告)
マグネシウム(プロフ) - ４６猫さん» お久しぶりです！何度も読んでくださってありがとうございます…！更新止まってしまっていて申し訳ないです…ちょこちょこ書いてはいるのでいつかあげます笑国語力に関してはあまり高くはないです。本当に笑応援ありがとうございますこれからもよろしくお願いします！ (2017年4月5日 19時) (レス) id: 749a60bb54 (このIDを非表示/違反報告)
４６猫 - お久しぶりです。飽きずに何度も読み返してしまっています(笑)メンバー一人一人に合った内容で本当に面白いです…！！マグネシウムさんは国語力が高いのでしょうか？勉強間際の休憩としてまた読みにきます！これからも頑張って下さい（≧∇≦） (2017年4月5日 1時) (レス) id: 90628d5693 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マグネシウム | 作成日時：2016年12月28日 0時
