【wrwrd】マスターの一週間【男主】

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ひとらんらんにありがとうと言い、ついでに相談に乗ってくれたお礼に今日の昼食と夕食は日本食にしようと心に決める。厨房に戻ると既に時刻は11時をまわっており、急いで作らなければとAは手をせわしなく動かした。

まずご飯を大量に炊く。多めに炊いておけば夜にもまわせるだろう。次に豚肉を取り出しスライスし筋切りをしておいて、小麦粉と溶き卵とパン粉を用意し順番にくぐらせ、熱した油で揚げてゆく。揚げたものをキッチンペーパーの上において油を落としまな板の上で2センチ幅に切っておき、またとき卵と玉ねぎをとりだし玉ねぎは薄くスライスした。

ちょうどご飯が炊きあがったらしく炊飯器が音を鳴らしていた。炊飯器を開け東の島国で丼と呼ばれる器にご飯を盛っていく。人数分用意したらフライパンに向き直り、玉ねぎをめんつゆというこれまた東の島国の調味料で加熱してゆく。そこに先ほどの揚げ物を入れ上からとき卵を落とし少し煮込み、それを先ほどのご飯に盛って上にネギをかければ完成である。

付け合わせは味噌を溶いて収穫したてのジャガイモと先ほど余ったネギを入れたスープ。丼と器によそったスープをワゴンに乗せ食堂に運ぶとそこには既に数人集まっていて、その中にはひとらんらんの姿があった。

『せっかくご要望をいただいたので、日本食にしましたよ。』

「みたいだね。お力添えできて何よりです。」

配膳しながら二人で顔を見合わせて笑うと、その姿を見た鬱先生が、リクエスト聞いてもろたんか…えぇな…と言葉を漏らしていた。

そうこうしているうちに全員が集まったので、リクエストの有無を伝えるとその日のうちに食堂の入り口には小さめのホワイトボードが設置され、全員がリクエストを書き込んでいきしまいには書き込むスペースすらなくなるほどになったいった。

ちなみに先ほどの料理、カツ丼はひとらんらんにお墨付きをいただくことができたのであった。

------あとがき--------

カツ丼は個人的にとても食べたいです。でも機会に恵まれません。食べたい(切実)

そういえば闘う会議に友人と参加してきました。とても楽しかったのと同時にあぁ彼らは本当に存在するのか…としみじみ感じてしまいました。両日参加したかったですけど体力が持たなくて諦めました。若返りたい。
また関係のない話ですみません。ここまで読んでくださった方はありがとうございます。

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