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◇
ハーツラビュル寮でのリドルオーバーブロット事件から数日。
あれからAたちはトラブルもなく平和に学園生活を過ごしていた。
本日の授業が全て終わった放課後、ハリネズミの世話当番であるエースに誘われてAはハーツラビュルにやってきていた。
容器の水を入れ替えて餌を追加する。
新しい水と餌が嬉しいのかキュイキュイ、と鳴くハリネズミの愛らしさにAは胸をときめかせていた。
『可愛い……。オンボロ寮でもペットって飼っていいのかな』
「ペットならもういるじゃん」
『え？』
「グリム」
『あははっ、それグリムが聞いたら怒っちゃうよ』
くすくすと笑いながらハリネズミの頬を指で撫でるAをエースは後ろから抱き締める。
『どうしたの？』
「さっきからハリネズミに構いすぎ。オレにも構ってよ」
『構いすぎって……ハリネズミのお世話手伝って、って言ったのエースだよ』
「それはそうだけど、こいつらオスなわけだし？ なんかやだ」
『もう。ヤキモチ妬きさんだね』
くるりと身体を反転させられて正面から抱き締められる。
首元に顔を擦り寄せて戯れてくるエースに、Aは『エースの方がペットみたい』と思いながら頭を撫でる。
「今オレのことペットみたいって思っただろ」
『えっ、そ、そんなことないよ』
「Aの考えてることなんてお見通しなんだからな。ペットならこんなことしないし」
『エー……んっ』
ちゅっ、とリップ音を残してエースは唇を少しだけ遠ざける。
その顔はにやにやとしていて楽しそうだ。
もう一度唇を重ねようと近付くエースの顔にAは顔を逸らす。
『だめだよ、エースっ……リドル先輩に見つかったら怒られちゃう』
「大丈夫だって、バレやしないって」
『でも……』
「今はオレのことだけ考えて」
『あっ……』
頬に手を添えられて顔をもう逸らすことができない。
反対の手もしっかりと腰に周りこちらも逃げることはできそうにない。
熱の籠った瞳で自分を見つめるエースにAは観念して目を閉じた。
「ん、いい子」
『っ……』
エースの甘い声がして降ってきた唇。
幸せな感触にAは蕩けてしまいそうになる。
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ここ(プロフ) - 星猫さん» 星猫さんの謝罪、受け取りました。 (2021年4月17日 13時) (
レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - ここさん» 私の自業自得で貴方にも迷惑させて、誠に申し訳ありません。頑張って下さいね。 (2021年4月17日 9時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
とんどん - ここさん» 遅れてすみません、、いえ、伝わりました！ありがとうございます、！ (2021年4月7日 22時) (レス) id: 52e7dcc672 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - どんとんさん» CSSを配布されている方のページに分かりやすい説明も載っているのでそちらも参考にされてみてくださいね^ ^私の説明は分かりづらいと評判でして(^_^;) (2021年4月6日 22時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
どんとん - ここさん» ありがとうございます、！やってみます、、！ (2021年4月6日 22時) (レス) id: 521a74f5be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2020年11月26日 9時
