スケアリー・モンスターズ52 ページ5
◇
「お〜い、Aたちいる〜？」
「真っ暗だな、もしかして寝てるのか？」
「あ、エースたちの声だね。……Aちゃん、エースたちにもあれ、やる？」
『ふふ、やっちゃおっか』
Aとユウは顔を見合わせてクスクスと笑いながらユウはカーテンの裏、Aはテレビの中へと戻っていく。
なにも知らないエースとデュースは談話室の中へと入ってきた。
「談話室にもいない、どこに行ったんだろう」
「オレたちの武勇伝教えてやろうと思ったのに。2階にいんのかな」
エースたちが2階へ行こうと足を踏み出すと突然テレビがつき、エースとデュースはぎょっとしてテレビを見る。
テレビの画面には夜の中庭が映っている。
「これうちの学校の中庭じゃん」
「ん……？ 井戸のところになにかいるな」
デュースは井戸のところに人がいるのに気がついた。
そこからは先ほどと同じように○子に扮したAが近づいてくる。
「う、うわああ！？」
「ちょ、びっくりした……いきなり大声出すなって！」
「え、え、エース！ テレビから女の人が出てきたぞ！？」
「うっわ……マジかよ」
テレビから這い出たAは2人に近づいていく。
デュースとエースは驚きのあまり床に座り込む。
Aはそんな2人の目の前に立ち、先ほどと同じように見下ろしながら叫ぶ。
『Boo！！』
「うわああああああ！！」
「……………は？」
「Aちゃんっ、ボイスチェンジャーのスイッチ入れ忘れてる！！」
『あっ。えーと、これでよし……Boo！！』
「いやいや、これでよし、じゃないだろ。なに普通にやり直してんだよ」
ボイスチェンジャーのスイッチを入れ忘れて叫ぶという痛恨のミスをしたAの声は、いつもの可愛らしい声で叫んだだけだった。
何故かデュースは怖がってくれたが、エースはテイク2をするAにツッコミを入れていた。
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凛音 - 勘鋭くないから課題曲が何の曲か分からん(´・ω・｀) (2022年7月24日 16時) (
レス) @page43 id: 7001d6b560 (このIDを非表示/違反報告)
翡巫女(プロフ) - なるほど… 返事をくださってありがとうございます。これからも楽しく読ませていただきますね! (2022年4月1日 19時) (レス) id: 85bbdde210 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 翡巫女さん» ご指摘の通りゲームでの監督生はカメラで写真を撮るよう言われていますね。ですがこちらの小説の監督生ユウがカメラを使うことはイベントくらいで小説本編ではほぼ使用していません。ですのでインテリア化している、と書いております。 (2022年3月30日 22時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 翡巫女さん、コメントありがとうございます。ツイステにハマられたということで、ツイステ仲間ができて嬉しいです。 (2022年3月30日 22時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
翡巫女(プロフ) - 最近ツイステにはまり一気読みをしているのですが、294話でカメラがインテリア化しているとありますが、学園長から写真を撮れって言われている設定なのでおそらく使っていると思うのですが… まだ素人なので違ったらすいません。続きも楽しく読ませていただきます！ (2022年3月23日 22時) (レス) @page31 id: 85bbdde210 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2020年12月16日 9時
