スケアリー・モンスターズ33 ページ35
◇
◇
昼食を食べ終わりAとエースは他の寮の会場を見て回っていた。
時計を見たAが、あっ、と小さく声をこぼした。
『もうすぐモストロ・ラウンジのアルバイトの時間だ』
「んじゃオクタヴィネル寮に行こうぜ」
『エース行きたいとこあるでしょ？ ここで解散しよっか』
「何言ってんだよ、Aと一緒じゃなきゃつまんないじゃん。それにオレがAと一緒にいたくていんだら」
『そ、っか……ありがとう、エース』
恥ずかしそうに柔らかく笑うAにエースの胸は高鳴る。
動揺を悟られないように手を繋ぎ直してエースはAの手を引いて歩いて行く。
Aからは見えないがエースの頬はほんのり赤くなっていた。
◇◆◇◆
モストロ・ラウンジはハロウィーンウィークにやってきたお客さんで大変賑わっていた。
ドリンクを運び終わったのか空になったグラスをトレーに乗せて運ぶラギーがAたちに気がついた。
「あっ、Aにエースくんじゃないッスか。休憩しに来たんスか？ 今は満席なんでちょっと待っててください」
「ちわーっす、ラギー先輩」
『ラギーお疲れ様。今日は一緒のシフトだったんだね』
「ってことは応援ッスか？ いや〜、めちゃくちゃ助かるッス！ お客さん多いのにバイトの人手が足りなくて困ってたんスよ」
『すごい数のお客さんだもんね。お店の外まで並んでたよ』
「ね、ラギー先輩。今の店の責任者って誰です？」
「へ？ 普段ならアズールくんだろうけど、今はいないし……ジェイドくんッスかね」
「了解っす。A、オレちょっとジェイド先輩と話してくるからまた後でな」
『？ うん』
ホールに姿が見えないということはキッチンにいる可能性が高いと予想したエースはAの頭を撫でてジェイドを探しにキッチンへと向かった。
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ここ(プロフ) - いちごさん» わあ、いちごさんに好きと言ってもらえて嬉しいです〜^_^ (2020年12月12日 8時) (
レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - 超すこだわ (2020年12月11日 21時) (レス) id: eba29568ac (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - ゆゆさん» ゆゆさんありがとうございます！ 順位ってジャンルごとの順位だと勘違いしていたので、調べてみたら全作品からの順位でびっくりしちゃいました。これからも頑張ります！ (2020年11月29日 19時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - えっえっえっえっえっ一位おめでとうございます！！ (2020年11月29日 17時) (レス) id: 861ee0d781 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - Airis*.さん» Airisさんコメントありがとうございます！本編以外も読んでくださって光栄です！エースくん好き仲間が増えて嬉しいです〜^_^応援してくださりありがとうございます！ (2020年11月28日 7時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2020年11月25日 7時
