スケアリー・モンスターズ29 ページ31
◇
◇
「あれ？ さっき可愛い魔女の子いなかった？」
「あ、そういえば女の子いたね」
「オレ結構タイプだったから一緒に写真撮ってその流れで番号聞きたかったんだけどなぁ」
「なに、一目惚れぇ？ ハロウィーンウィークはまだ長いしまた来ればいいじゃん！」
「そうだな！ 今度会ったらオレ声掛ける！」
という会話をケイトとデュースは聞いてしまった。
「…………A、先に帰して良かったっすね」
「けーくんの読みが当たっちゃったね。デュースちゃん、エースちゃんたちにも伝えといて。Aちゃんを1人にしないようにって」
「はい！」
「このままなにもなかったらいいんだけど……」
◇◆◇◆
ハロウィーンウィーク2日目。
オンボロ寮組はスタンプラリー会場がない分、空いている時間で各寮の手伝いをすることになっていた。
ユウとグリムはオクタヴィネル、Aはハーツラビュルに分かれて手伝いをしていた。
「Aちゃんお疲れ〜！」
『ケイト先輩お疲れ様ですっ。お客さんみんなハーツラビュルのハロウィーン喜んでくれてましたね』
「みんなで頑張って準備した甲斐があったよ〜。ところでAちゃん、なにか変わったこととかない？」
『変わった、ことですか……？ 今のところ特にないですよ』
「もしなにかあったらオレに教えてね！ けーくんすぐに駆けつけるから♪」
『ふふ、頼りにしてますね』
ケイトの笑顔が一瞬真剣な顔になったことが気になったAだが、すぐに笑顔に戻ったので自分の気のせいだと思うことにした。
「A〜、交代の時間。ここはデュースに任せてなんか食べに行こうぜ」
「ああ、任せてくれ！ 今日は昨日よりうまく笑えている気がするんだ」
「オレに言わせれば20点」
「100点、って言ってあげたいとこだけど〜、もう少し頑張りましょうってことで50点かな」
「ちなみにAは何点？」
『えっ、えーと……80点、かな？』
「デュースよかったな、Aが優しい子で」
「A、見ててくれ！ このハロウィーンウィーク中に僕は必ず100点の笑顔を習得してみせる！」
『ふふ、頑張ってね』
「はいはい、んじゃ行こうぜ」
「ごゆっくり〜♪」
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ここ(プロフ) - いちごさん» わあ、いちごさんに好きと言ってもらえて嬉しいです〜^_^ (2020年12月12日 8時) (
レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - 超すこだわ (2020年12月11日 21時) (レス) id: eba29568ac (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - ゆゆさん» ゆゆさんありがとうございます！ 順位ってジャンルごとの順位だと勘違いしていたので、調べてみたら全作品からの順位でびっくりしちゃいました。これからも頑張ります！ (2020年11月29日 19時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - えっえっえっえっえっ一位おめでとうございます！！ (2020年11月29日 17時) (レス) id: 861ee0d781 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - Airis*.さん» Airisさんコメントありがとうございます！本編以外も読んでくださって光栄です！エースくん好き仲間が増えて嬉しいです〜^_^応援してくださりありがとうございます！ (2020年11月28日 7時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2020年11月25日 7時
