アリアーブ・ナーリヤ46 ページ29
◇
「……以上、ジャミルくんフレンズの紹介でした！」
「ありがとうございます！ 皆さんのこと、よくわかりました！」
ケイトの紹介でAたちの名前や特徴を知ったナジュマは嬉しそうに笑う。
「ジャミルって、こんなにたくさん友だちがいたんだね。家に帰ってきても、友だちの話は全然してくれないから心配してたんだよ」
「いや、この方たちは学園の先輩や後輩であって友だちじゃない」
真顔で否定するジャミルにナジュマは「ふ〜ん？」と疑うような視線を送りながらAのことを見つめる。
ナジュマと視線が交わり、大きな目を瞬かせるAに何か気づいたように目を細めた。
「はいはい。そういうことにしておくよ。Aさんってお姫様じゃなかったんですね。すっごく可愛かったからお忍び中のお姫様なのかと思いましたっ」
『ふふ、お世辞でも嬉しい、ありがとう。ナジュマちゃん、同い年くらいだよね。敬語はなくて大丈夫だよ。私のことも呼びやすいように呼んで？』
「お世辞なんかじゃないんですけど……。ありがとうございます、でもこのままにさせてもらいますね。私のお義姉さんになるかもしれないので！」
『おねえさん？？』
「んなっ！？」
きょとんとするAにナジュマは腕を絡めて抱きつく。
ジャミルはナジュマの発言に動揺しつつもAからナジュマを引き離そうと、妹の腕を引いた。
「ばっ、ナジュマ、何を言ってるんだ！」
「違うの？」
「ちが……わないよう努力はするが……」
「こんなに可愛いお義姉さんができるかもしれないなんて嬉しいな〜。ジャミル、頑張ってよね」
「あ、ああ……」
2人はお互いにしか聞こえないような小声で話しているため、Aには何を話しているのかわからないが、ナジュマに抱きつかれるのは嬉しいAは、にこにこと笑みを浮かべていた。
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ここ(プロフ) - 美咲さん» 美咲さん、コメントありがとうございます(*^_^*)楽しんでいただけて嬉しいです！これからも楽しんでいただけるよう頑張ります✨ (2021年10月4日 21時) (
レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - 素敵な作品ですね！いつも楽しく見させてもらってます！ (2021年10月4日 11時) (レス) id: 63ae0527ed (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 星猫さん» 星猫さんありがとうございますっ(*^_^*)ついに16本目に突入しました！ (2021年9月24日 23時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - タブレットで操作しています!続編おめでとうございます! (2021年9月24日 16時) (レス) @page1 id: 8c51e3f139 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2021年9月24日 16時
