バルガスキャンプ21 ページ16
◇
「課題終了まで残り30分〜」
今回の【バルガスキャンプ】のお手伝いとして参加しているゴーストの声がキャンプ場に響く。
最初の課題、テントの設営終了時間まで残り30分。
慣れないテントの設営に苦戦をしながらも、キャンプ場には形も様々な色鮮やかなテントが次々と完成していた。
「ふむふむ。【フライトシートの前後を間違えないよう、インナーテントに被せる】。この辺り、実際に作る時には注意しないと。意外と手順が多くて、混乱してきた……」
「何度立ててもテントが右に10度ほど傾いちまう。真っ直ぐじゃないとなんか気持ちわりぃ。1人でテントを立てるのって結構大変だな。今までは家族でやってたから知らなかったぜ」
デュースはテントに付属されていた説明書を難しい顔をして読んでおり、ジャックは立てたテントのバランスが気になるらしく組み立て直していた。
そこにほぼテントを立て終えている陸上部部員が2人のそばに近づいた。
「デュース、ジャック、真面目に説明書を読むのもテントの形にこだわるのもいいんだが……残り時間も気にしておけよ？」
部員に言われ時計を見ると既に課題終了まで25分を切っていたことに2人はようやく気がついたようで、お互い協力をしてテントを立てることにした。
その様子を遠くから見ていたAは心の中で『がんばって』とジャックたちにエールを送り、ユウたちと共に次に向かった。
◇◆◇◆
次にAたちがやってきたのはレオナ率いるマジカルシフト部。
先に部長であるレオナのテントを立てたようで、ラギーとエペルが汗を拭いながら立ち上がった。
「どうッスか？ レオナさん。オレとエペルくんが立てた、テントの寝心地は？」
「学園の温室の方がましだが……まあ、悪くはねえ」
「はい！」
悪くない、と言うレオナにエペルは嬉しそうに笑う。
そんなエペルの素直な反応にラギーは感心していた。
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ここ(プロフ) - ミコミコさん» ミコミコさん、コメントありがとうございます^_^セベクの純粋なところ可愛いですね…！ (2021年12月8日 8時) (
レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
ミコミコ - セベクが可愛い…………(^^) (2021年12月8日 6時) (レス) @page12 id: f5d7639b7a (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 翡翠さん» 翡翠さん、まさかセリフを覚えてきたとは、Re:startのお話のでしょうか！？もしそうだとしたら凄いです…っ！！ (2021年7月25日 19時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 - いやー、セリフ地味に覚えてきましたねw (2021年7月25日 14時) (レス) id: 34ae80e840 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 翡翠さん» 毎日1話…！もうセリフとかも全部完コピできちゃいそうですね…！応援本当に嬉しいです、ありがとうございます(*^_^*) (2021年6月18日 21時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2021年5月7日 12時
