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◇
スマホを大切に握りしめてAはレオナとあの庭園へと向かう。
結局、その日は学園長から電話がなかった。
次の日のお昼。
チェカにマフラーを渡し、昼食を食べ終わり、レオナの部屋で宿題をしていたAのスマホが鳴った。
『もしもしっ』
「うっ、Aさん声が大きくて頭に響きます……」
『あ、すみません』
「おばあさまと飲み過ぎてしまったようで酷い二日酔いなんですよ、私。ところでなにかご用ですか？」
『ユウくんからスカラビアで捕まっているとメッセージがきたんです。何かトラブルに巻き込まれてるに違いありません！学園までのワープを繋いでいただきたいんです』
「なんとっあいたたた………。あの2人はよくトラブルに巻き込まれますねえ。わかりました、少々お時間いただきますがワープを繋ぎましょう。私、優しいので。夜には繋がっていると思いますよ」
『学園長先生、ありがとうございます！』
「では私は少し横になりますので………ぐー………」
寝落ちしてしまったようなので通話を切る。
ワープを繋いでもらえることになりAは一安心だ。
ファレナたちに学園に戻ることを告げると、またいつでもおいで、と優しい言葉をもらった。
夜、帰る準備ができたAは大きな鏡の前に立っていた。
「Aお姉ちゃん、また来てねっ」
「トラブルとやらが解決したらいつでも戻って来いよ」
『2人とも、お見送りありがとう、行ってきます！』
レオナとチェカに見送られながらAは鏡の中へと入って行く。
Aがワープした先は鏡の間だった。
スカラビアの鏡がある鏡舎へと走り、Aが鏡の中へ入ろうとした瞬間、鏡からなにかが飛び出してきた。
驚いてAはお尻から倒れ込む。
その飛び出してきたものはオクタヴィネル寮の鏡へと飛び込んで行った。
気のせいだろうか、そのなにかにユウとグリムが乗っていた気がするのは。
Aが座り込んでいると、スカラビア寮の鏡からスカラビア寮生が追いかけるようにオクタヴィネル寮へ向かっていた。
『……………はっ、私も行かなくちゃ』
突然のことに放心状態になっていたAは気を取り直して立ち上がる。
そしてユウたちらしきものを追ってオクタヴィネル寮の鏡へと飛び込んだ。
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ここ(プロフ) - ガムテープ(主食)さん» お返事が遅くなってしまってすみません💦本編だけでももう700話は超えてました^_^短編集を入れるとさらにとんでもない話数という…。たくさんのあたたかい応援のおかげでここまで頑張ってこられました✨いつもありがとうございます(*^_^*) (2021年10月8日 12時) (
レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
ガムテープ(主食) - 今はもう通算500話はいってるんですよね‥！こんな続いてる話、中々ないんじゃないんですかね‥！きっとこの作品が素晴らしいのは作者様が素晴らしいからですね！これだけはきっと誰も否定しないと思います！4章楽しみです！ (2021年10月6日 18時) (レス) @page8 id: b67168fa9e (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - Alice_Liviloveさん» コメントありがとうございます^ ^ゴーストマリッジのお話はRe:start�靴�104話以降になります(*^_^*)よろしくお願いします^ ^ (2021年4月8日 18時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
Alice_Livilove(プロフ) - 更新お疲れ様です。ゴーストマリッジのお話ってありませんでしたか？（他の作品も読んでいてハッキリ覚えていないのですが、、）ありましたら、何話か教えていただけないでしょうか？？ (2021年4月8日 15時) (レス) id: 9f1bdc28b4 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - あーちゃん！さん» 一気読みしてくれてありがとうございます^_^カリムくんとジャミルくん、良いコンビですよね。ジャミルくんのお母さん感が強くて好きです。目の腫れ、落ち着いてきました！ご心配をおかけしてすみません…！ (2020年11月8日 18時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2020年10月18日 7時
