Cat Panic ページ24
◇
『ユウくん？ユウくん！！』
「あ、おいっ」
ユウの声に反応してAは教卓の下から出る。
腕の中からAがいなくなりエースは不満気だ。
「Aちゃんっ、良かった無事で！」
『ユウくんこそ大丈夫だった！？フロイドに酷いことされてない？』
「あ、うんそれは大丈夫。Aちゃんがいなくなった後すぐに飽きちゃったみたいで、どこかに行ったから」
『それなら良かった…』
「エースと一緒だったんだね」
「ちぇー、もう少しだったのに。良いとこで入ってくんなよな」
エースは口を尖らしながら文句を言う。
もしあのタイミングでユウが来なかったら。
それを考えたAは顔から火が出るんじゃないかというくらい赤くなった。
「ま、Aのこんな顔見れただけで良しとしますか。な、A？」
『…エースのイジワル』
「「……………」」
可愛い顔で睨んでくるAにユウとエースは心の中で叫んでいた。
可愛すぎんだろ、と。
「ていうかさ。今更だけどAの魔法で元に戻れるんじゃね？」
「確かに！Aちゃん、やってみようよ」
『うんっ。……あ、でも少しだけ待って』
「「？？」」
『行きたいところがあるんだけど、着いてきてくれるかな？』
「どこ、それ」
『ひみつ！』
Aは2人の手を引いて教室を出る。
ユウとエースはどこに行くのか分からないまま引っ張られていく。
行く場所がそれほど楽しみなのか、Aの足取りは軽いものだった。
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ここ(プロフ) - いろはさん» いろはさんコメントありがとうございます！はまってもらえて嬉しいです！これからも楽しんでもらえるよう頑張りますね♪ (2020年9月30日 22時) (
レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
いろは - めっちゃはまりました!!!頑張ってください!) (2020年9月30日 18時) (レス) id: cd5f27ba6c (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - ゆゆさん» ゆゆさんコメントありがとうございます(*^^*)ガキッポラ書いちゃいました〜 (2020年9月28日 19時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - エース・ガキ・トラッポラ尊いです (2020年9月28日 17時) (レス) id: 861ee0d781 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2020年9月28日 16時
