Cat Panic ページ23
◇
エースに腕を引かれて教卓の下に隠れる。
狭い教卓の中、足を開いたエースの間に向き合って座り、身体をエースに預けるような体制になってしまった。
エースの胸に手を置いて少しだけ距離を取っているが、とにかく近い。
『近いね』
「まあ、狭いんだししょうがないんじゃね。あいつらがどっか行くまで我慢してろよ」
エースはAの腰に腕を回して更に身体を近づかせる。
見つかるかもしれない、と焦るAに対して彼はとても余裕そうだ。
ふとエースの視界にAから生えている尻尾が見えた。
「この尻尾ってさ、感覚あんの？」
『ひゃんっ』
「え？」
エースが尻尾を軽く握るとAの身体がはねる。
驚いたようで耳もピーン、と立っている。
変な声が出てしまったAは口を押さえて涙目だ。
そんなAを見てエースの加虐心に火がつき、やわやわと持っている尻尾を揉んでいく。
「そんな声出してどした？ここ、気持ちいいの？」
『っ、えー、す！そこ、やっ』
「いやじゃないだろ、ほら」
『〜ッ！！』
尻尾の付け根をギュッと掴まれて力が抜けたAはくたり、とエースの胸に倒れ込んだ。
エースは倒れ込んできたAに愛おしそうに頭に、額に、耳に、頬にキスをする。
Aの頬に手を添えて上を向かせると、顔を赤くしながら潤んだ瞳で自分を見るAにエースは思わず喉が鳴る。
その唇に自分の唇を近づけ、2人の距離がもう0になる、その時。
「Aちゃん！！」
教室のドアが開きAを呼ぶユウの声が聞こえた。
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ここ(プロフ) - いろはさん» いろはさんコメントありがとうございます！はまってもらえて嬉しいです！これからも楽しんでもらえるよう頑張りますね♪ (2020年9月30日 22時) (
レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
いろは - めっちゃはまりました!!!頑張ってください!) (2020年9月30日 18時) (レス) id: cd5f27ba6c (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - ゆゆさん» ゆゆさんコメントありがとうございます(*^^*)ガキッポラ書いちゃいました〜 (2020年9月28日 19時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - エース・ガキ・トラッポラ尊いです (2020年9月28日 17時) (レス) id: 861ee0d781 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2020年9月28日 16時
