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◇
アズールの視界に入ったフロイドとジェイド、ユウの顔にはニヤニヤと笑みが浮かんでいた。
「Aをデートに誘いたいなら普通に誘えばいいのに回りくどくね？」
「そんなことを言っては可哀想ですよ。あれがアズールの精一杯の誘い方なんですから……ふふっ」
「アズール先輩って、可愛いところありますよね」
「そんな顔で僕を見るんじゃない！」
顔を赤くさせながらアズールが声を張り上げていると、くすっとAから笑い声が聞こえた。
『ふふっ、喜んでお付き合いします』
「……それでは契約成立ですね。こちらが変身薬です」
くすくすと笑うAから目を逸らしながらアズールは胸ポケットに入れていた小瓶を渡す。
こうしてAはアズールとの契約の対価として、次の休日をアズールと過ごすことで元の姿に戻ることができたのだった。
◇◆◇◆
「……なんで、どうしてお前たちがいるんだっ！！」
Aとのデートの日。
アズールが待ち合わせをしていた噴水前にやってくると、約束の数分前だというのにAはいた。
いたのだが、Aの左右に何かがいた。
「アズールおはよ〜」
「おはようございます。本日は天気も良くデート日和ですね」
『アズール先輩おはようございますっ』
「お……はようございます……」
ふわりと笑いながら駆け寄ってくるAにアズールの胸が高鳴る。
いつもの制服姿ではなく、可愛らしいワンピースを着たAはいつもよりも数倍可愛く見えた。
いつも下ろしている髪もふわふわと巻いてあり、自分の為にお洒落をしてくれたのかと思うとアズールはたまらず愛おしくなった。
「ふふ、今日のAはまた一段と可愛らしいでしょう？」
「髪はね、オレが巻いてあげたんだぁ」
『今日着ていく服を悩んでいたらジェイドとフロイドが選んでくれたんです。どう、ですか……？』
「…………とても……可愛らしい、です」
首を小さく傾げて上目遣いのAにアズールは顔を赤く染め、目を逸らしながら告げる。
その様子をフロイドとジェイドは楽しそうに見つめていた。
◇◆ここの呟き◆◇
リクエストいただいた 人魚になった夢主ちゃん でした
リクエストありがとうございました
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翡翠 - リクエスト受けてくださりありがとうございます！ここ様がかき終わるのをお待ちしております！ (2021年6月24日 16時) (
レス) id: 8ff121e900 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 翡翠さん» 翡翠さんと翡翠さんのお姉さま、リクエストありがとうございます^ ^リクエスト、かしこまりました。 (2021年6月23日 22時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - スピカブラックさん» スピカブラックさん、リクエストありがとうございます^ ^カリムとアズールの取り合いのお話と、フロイドとリドルくんが入れ替わるお話、お時間をいただくことになりますが、かしこまりました。 (2021年6月23日 22時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
スピカブラック - もう一つリクエストでフロイドとリドルが入れ替わって夢主ちゃんに助けを求める話がいいです！ (2021年6月23日 17時) (レス) id: 7ca7b99cb8 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 - 1人何回でもokなんですね！わかりました！では、早速リクエストで、ヴィルによってお化粧をした夢主ちゃんがみたいです！あと、姉からで、ヴィルとルークが夢主ちゃんを取り合いするお話がみたいそうです！ (2021年6月23日 17時) (レス) id: e3fc381a9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2021年5月4日 13時
