◇ ページ17
◇
◇◆◇◆
「A、おはよーって……ユウ。そこオレの席なんだけど」
教室に入ってきたエースは自分の席、つまりAの隣にユウが座っていることに気がつき声をかけた。
『エースおはよう』
「おはよう、エース。悪いけど今日からは僕がAちゃんの隣に座ることにしたから」
「は？ どういうことだよ」
「だって僕たち付き合ってるからね」
「はあっ！？ 」
「う、嘘だろぉぉおお！？」
「本当だよ。ね、Aちゃん」
『うん、ユウくん』
動揺からバサバサっと教科書を落とす音があちこちから聞こえる。
デュースなんか叫んだまま口が塞がっていない。
衝撃のニュースはあっという間に1-A組生徒たちによりマジカメに拡散されていく。
「やはり年頃の男女が同じで屋根の下で暮らすのは無理があったのか………」
「ユウ、てめえAと同じ寮だからってオレが知らない内にあんなことやこんなことしてたのかよ！？」
「あー、うんそうだね。あんなこと(一緒に料理を作ったり)こんなこと(一緒にご飯を食べたり)はしてたね」
「開き直んなよ！ ぜっっったいに認めねぇからな！！ てかAもユウでいいわけ？ いつ元の世界に戻るかもしれないヤツと付き合うよりオレにしとけって、な？」
「そ、それなら僕だってずっとAのそばにいるぞ」
「デュースお前はすっこんでろ！！」
「あ、あの……ユウ」
「ん？ なに？」
エースに胸ぐらを掴まれているユウに声をかける1人のクラスメイト。
何故か彼は怯えているようだ。
「お前のこと呼べってあの人たちに言われて……連れてこないと絞めるって……お前を売るようなことしたくないけど俺の為に行ってくれない？」
「あの人たち？」
クラスメイトの身体から顔を覗かせると教室の入り口にはニコニコと微笑むアズールとその両隣にフロイドとジェイドが手を振っていた。
一見柔かに笑っているように見えるが目は笑っていない。
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ここ(プロフ) - オクタ好き好きさん» お返事ありがとうございます^ ^かしこまりました。お時間いただきますが、書けましたら更新いたします^ ^ (2021年4月27日 6時) (
レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
オクタ好き好き - はい、オクタでお願いします (2021年4月26日 22時) (レス) id: 905c688a73 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - オクタ好き好きさん» オクタ好き好きさんリクエストありがとうございます^ ^お話に出てくるお相手は人魚繋がりでオクタヴィネルでよろしいでしょうか？ (2021年4月26日 15時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
オクタ好き好き - リクエストをしたいのですが主人公が人魚になる話が見たいです。 (2021年4月26日 14時) (レス) id: 905c688a73 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - ちょりさん» ちょりさんっ！！こちらこそありがとうございます！読んでくださると信じてました！（笑）何度もだなんて……嬉しすぎます〜(*^_^*)実はラギーくんのお話を何個か書いている途中なので完成しましたらまた更新しますね♪ (2021年4月19日 8時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2021年3月18日 10時
