1st.Anniversary! ページ2
◇
今日のナイトレイブンカレッジ生はハロウィーンの時以上に浮き足立っていた。
それもそのはず、今日はナイトレイブンカレッジが設立された記念すべき日なのだ。
各寮それぞれお祝いをするらしく、廊下を歩いていると皆楽しそうに飾り付けや料理などの話をしているのをこの世界に疎いユウは不思議そうに聞いていた。
「今日はなんだかみんな楽しそうだね」
「ユウ知らねーの？ 今日はナイトレイブンカレッジが設立された記念日なんだぜ」
「何年目だったかは歴史が長すぎて僕は忘れたが、ローズハート寮長なら知ってるんじゃないか」
「へぇ、だからみんな飾り付けとか料理とかの話をしてるんだね」
「さて、ツイステッドワンダーランドに疎いユウくんに問題です」
「え、いきなりだね」
いきなり問題を出されユウは思わず身構える。
エースがニヤニヤしていることから簡単な問題ではないと思っていた。
「いつもなら一緒にいるAが今はいません。さて、どこでなにをしているでしょう！」
「そういえば授業が終わるなり走ってどこかに行っちゃったね。え、どこだろ」
「そういえばグリムもいないな」
「はいあと10秒」
「時間制限制！？」
9.8.7.……とカウントを進めるエースにユウは考えるがAがどこにいるか思いつかない。
彼女は人気者だから誰かと約束していていないのか？ いや、それなら問題を起こすグリムを連れて行くはずがない。
「3.2.1」
「お、オンボロ寮！」
「…………ファイナルアンサー？」
「え、う、うん」
「んじゃ、デュースくんやっちゃってよ」
「おう！」
「えっ！？ なに、なんで目隠しするの！？」
ニヤニヤとしたエースとデュースを見たのが最後。頭に何かを巻かれユウの視界は暗くなった。
動揺するユウの両腕をエースとデュースは掴むと
「はい、1名様ごあんなーい」
「僕たちが手を引いてるから大丈夫だからな」
と言いユウをどこかへ連れて行くのだった。
◇◆◇◆
目隠しをされたまま歩くこと数分。
メインストリートの石畳の道から砂利道に変わったことでユウはもしかしてオンボロ寮に向かっているのではないかと推測していた。
「到着っと」
「ユウ、目隠しを取っていいぞ」
「うん」
.
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ここ(プロフ) - オクタ好き好きさん» お返事ありがとうございます^ ^かしこまりました。お時間いただきますが、書けましたら更新いたします^ ^ (2021年4月27日 6時) (
レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
オクタ好き好き - はい、オクタでお願いします (2021年4月26日 22時) (レス) id: 905c688a73 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - オクタ好き好きさん» オクタ好き好きさんリクエストありがとうございます^ ^お話に出てくるお相手は人魚繋がりでオクタヴィネルでよろしいでしょうか？ (2021年4月26日 15時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
オクタ好き好き - リクエストをしたいのですが主人公が人魚になる話が見たいです。 (2021年4月26日 14時) (レス) id: 905c688a73 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - ちょりさん» ちょりさんっ！！こちらこそありがとうございます！読んでくださると信じてました！（笑）何度もだなんて……嬉しすぎます〜(*^_^*)実はラギーくんのお話を何個か書いている途中なので完成しましたらまた更新しますね♪ (2021年4月19日 8時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2021年3月18日 10時
