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その原因になったのが、未だに眠り続けている幼いジェイドとその頬を突き回しているフロイドにある。
アズールが適量の薬草を入れて煮込んでいたら「これも入れたほうがいいのでは」や「こっちのがききそうじゃね？」などなど好き勝手した結果、爆発したのだった。
それを聞いてしまったAは幼いフロイドを見ると
「だってふつーどおりにつくってもつまんねーじゃん」
反省の色はなさそうだ。
「てかさー、いつまでねたフリしてんの。おきろよジェイド」
「……フフ、バレていましたか」
「あ、やっぱり起きてた。なんか寝てるにしては呼吸が変だと思った」
「さすが幼い僕、演技派ですね」
『え、2人とも寝たフリなの気付いてたの？』
「「はい/うん」」
にこりと笑うジェイドとフロイドにAは知っていたなら教えてほしかった、と思う。
幼いジェイドは起き上がると手を使ってソファーの上を移動してAの前にやってきた。
「こんにちは、A。あなたのなまえはさきほどからなんども聞いていました」
『え、あ……こんにちは、ジェイドくん？』
「はい。ぼくたちをたすけてくださったそうで、ありがとうございます」
『空から落ちてきてたのを見た時はびっくりしたけど、助けられて良かったよ』
礼儀正しく頭を下げる幼いジェイドがAの手を取りにこやかに笑っていると、顔を洗い終えたアズールが戻ってきた。
「ふぅ……酷い目に遭いました。おや、ジェイドは起きたようですね」
「さきほど聞いていましたが、あなたがアズールなのですね……フフッ、ずいぶんとかわりましたね」
「えー、あいつアズールなの？ まるまるしてなくておいしくなさそ。ていうかー、おなかすいた」
『飴でよかったらあるよ、食べる？』
「「「あめ？」」」
Aが制服のポケットに入れていた棒付きの飴を見せると3人はキラキラと目を輝かせていた。ちなみに何故Aが飴を持っているかというと、グリムの非常食用だったりする。
包み紙を剥がして3人に渡せばフロイドは躊躇いなく口に咥え、ジェイドとアズールはフロイドの様子を見てから口に含んだ。
「「「うんまっ！！」」」
『ふふっ、それはよかった』
声を揃えて美味しいと言う3人にAはくすくす笑う。
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ここ(プロフ) - スイさん» ちょうどマレウスとの出会い編を書いていたのでそちらにディアソムニア全員出すようにしますね^_^子猫のお話、いいですね！どちらもリクエスト了解しました^_^応援ありがとうございます(*^_^*) (2021年2月10日 20時) (
レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
スイ - 嬉しい！ありがとうございます！！では、《ディアソニアと出会い編》と《夢主ちゃんが子猫になってしまった話》を読みたいです！楽しみに待って応援します！頑張って下さい！ﾟ+(人・∀・*)+｡♪ (2021年2月10日 18時) (レス) id: b731ff840f (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - スイさん» スイさん早速読んでくださりありがとうございます^_^良いと言っていただけて嬉しいです。はい、お時間いただきますがリクエスト大丈夫です♪ (2021年2月10日 18時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
スイ - 待っていました、本当に書いてくれてありがとうございます！とても嬉しくて良いリクエストです♪またお願いしても大丈夫ですか(*´･ω･｀)？ (2021年2月10日 17時) (レス) id: b731ff840f (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - ひなさん» 6歳ですね、了解しました！^_^ (2021年2月8日 12時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2021年1月16日 22時
