Jamil Viper 09.12 ページ25
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※このお話はジャミルくんのお誕生日のお話です
Aちゃんとは恋人同士という設定でお読みください
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『ジャミルくん、お誕生日おめでとう』
「A。ありがとう、嬉しいよ」
スカラビアで行われているジャミルの誕生日パーティー。
主役なはずのジャミルだが、彼の姿は主役に当てがわれた席にはなく、Aと共にキッチンにあった。
パーティー会場である談話室にはカリムの楽しそうな声と、それに笑う寮生たちが、廊下にまで聞こえてきていた。
『ふふっ。カリム、自分のことみたいに凄く喜んでるね』
「あいつは毎年こうなんだ。まあ、祝われて悪い気はしない。ただ、大勢の人から祝われるのは慣れていなくてね」
人に囲まれ続け、1人になりたくなったジャミルはAを連れてドリンクを取ってくる、と言う口実を作りパーティー会場から抜け出していた。
「Aがくれた髪飾り、大切にするよ。ありがとう」
『喜んでくれて良かった。何をプレゼントしたら喜んでもらえるかいっぱい悩んじゃった』
「君も忙しいだろうに、俺のことを考えてくれたということが嬉しいよ」
『ジャミルくん……。あのね、カリムのプレゼントには負けちゃうけど、もっとジャミルくんにプレゼントしたいの。何か欲しいものないかな』
自分が贈った贈り物は、カリムが贈った煌びやかなプレゼントに劣ってしまう。
それでも恋人であるジャミルには1番喜んでもらえるものを渡したい。Aはきゅっと胸の前で手を握り、ジャミルを見つめる。
「……俺が欲しいもの、それはもう手に入れているんだ」
『カリムのプレゼントの中にある……？』
「いや、カリムの贈り物も嬉しいのは嬉しいが、そんなものじゃない。俺が欲しいもの、それは……君だよ、A」
ジャミルは手に持っていたドリンクをカウンターに置くと、Aの背中に手を回し胸に引き寄せた。
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ミオ(プロフ) - ここさん» こちらこそ書いてくださってありがとうございます(*^^*) (2021年10月25日 15時) (
レス) id: 054e3ea455 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - ミオさん» ミオさん、リクエストありがとうございます！デュースとの甘々のお話ですね、かしこまりました(*´꒳`*) (2021年10月25日 8時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
ミオ(プロフ) - とても素敵なお話ですね！リクエストをしたいのですが、デュースとの甘々を書いてもらうことは可能でしょうか？ (2021年10月24日 23時) (レス) id: 054e3ea455 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - ぷかぷかさん» ぷかぷかさん、コメントに応援ありがとうございます^_^リクエストかしこまりました。幼児化した際は人魚と人間の姿、どちらがよろしいでしょうか？ (2021年10月24日 10時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
ぷかぷか - とても素敵な作品ですねこれからも頑張ってください。リクエストをしたいのですが夢主ちゃんが幼児化したオクタヴィネルをお世話するお話が見たいです。お願いできますか？ (2021年10月24日 4時) (レス) id: 905c688a73 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2021年7月30日 23時
