Re:start1周年記念アンケート2位 ページ27
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◆Re:start1周年記念アンケート第2位 レオナ
サバナクロー寮のある場所の気温は学園に比べると高い。
それは獣人が多く属していることを配慮された場所に寮があるからなのだが、人間であるAには決して過ごしやすいとは言えなかった。
Aの膝の上に頭を乗せていたレオナは、Aの額に汗が滲み始めたのを見るとマジカルペンを振った。
『わっ、涼しい……』
2人の周りを冷たい風が包む。
「暑いなら早く言え」
『ありがとう、レオナ』
涼しくなり、額の汗が引いたAはふわりと笑う。
笑みを向けられたレオナは満足そうに口元に弧を描くと、もう1度目を閉じようとしていた。
そこにコンコン、とドアをノックする音。
「レオナさーん、お届け物ッスよ〜」
『レオナ、ラギーが来たよ』
「放っておけ。俺は寝てる」
『もう……』
扉の向こうからラギーがレオナを呼び続けているが、レオナは扉を開けるつもりはないようで身体の向きを変え、Aの背中に手を回して抱きしめる。
甘えてくるレオナにAは愛おしさから頭を撫でながら、苦笑いを浮かべてラギーに声をかけた。
『ラギー、入ってきていいよ』
「お邪魔しまーす！」
「ラギー、テメェ勝手に入ってきてんじゃねぇよ」
Aとの2人きりの空間を邪魔されたレオナは喉を鳴らし、横目でラギーを睨みつけるが、ラギーは気にした様子もなく手に持っていたA4サイズの封筒を2人のいるベッドの上に置いた。
「勝手じゃないッスよ、ちゃんとAから許可はもらいました。Aがいるのは匂いでわかってたんスけど、何もしてなかったみたいでよかったッス」
『何も？』
「あー、うん。ほら、ね？」
ラギーは気まずそうに頭の後ろを掻きながら「ね？」と笑うが、Aには何のことかわからない。
レオナとAは恋人同士。エースには負けるが、長年Aを想ってきたレオナがAと2人きりで手を出さないはずがない。
というか想い人であるAと2人きりになったら、自分も手を出さない自信はない。
つまり部屋に入った時、Aとレオナが服を着ていたことにラギーは安堵していたのだ。
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ミオ(プロフ) - ここさん» こちらこそ書いてくださってありがとうございます(*^^*) (2021年10月25日 15時) (
レス) id: 054e3ea455 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - ミオさん» ミオさん、リクエストありがとうございます！デュースとの甘々のお話ですね、かしこまりました(*´꒳`*) (2021年10月25日 8時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
ミオ(プロフ) - とても素敵なお話ですね！リクエストをしたいのですが、デュースとの甘々を書いてもらうことは可能でしょうか？ (2021年10月24日 23時) (レス) id: 054e3ea455 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - ぷかぷかさん» ぷかぷかさん、コメントに応援ありがとうございます^_^リクエストかしこまりました。幼児化した際は人魚と人間の姿、どちらがよろしいでしょうか？ (2021年10月24日 10時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
ぷかぷか - とても素敵な作品ですねこれからも頑張ってください。リクエストをしたいのですが夢主ちゃんが幼児化したオクタヴィネルをお世話するお話が見たいです。お願いできますか？ (2021年10月24日 4時) (レス) id: 905c688a73 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2021年7月30日 23時
