Love Panic ページ9
◇
授業が終わりAは今日はアルバイトも入っていない。
Aはエースとジャック、ユウと中庭でベンチに座って日光浴をしていた。
ぽかぽかと暖かい太陽を浴びていると眠たくなってくる。
『あ、そうだ。さっきクッキー貰ったんだ。みんなで食べよ』
「お、いいね。ちょうど小腹空いてたんだよ」
『はい、ジャックとユウくんも』
「ありがと、Aちゃん」
「悪いな…………ん？」
「どうしたんだよ、ジャック」
「食うな！何か入ってるぞこれ！」
「「ええ！？」」
Aから受け取ったクッキーから香った甘い匂いにジャックは違和感を持った。
口に入れようとしていたエースとユウは何か入っている、と聞き慌てて口から離す。
が、その横からは何かを飲み込む音が聞こえていた。
音の方を見るとAが口を押さえている。
「ま、まさか………」
「もしかして…」
「A、お前……」
『た、食べちゃった……』
そう、まさかのもしかしてだ。
「うそだろー！？」
「甘い匂いの薬品…もしかすると…」
「体調は！？どこかおかしいところはないっ？」
『う、うん…今のところ普通………んっ！？』
「A！？」
「Aちゃん！！」
Aは胸を押さえて苦しみ始め、エースとユウがAの身体を支える。
目をきつく閉じて苦しそうに息をしている。
「エース、Aの目を隠せ！」
「こんな時になに言ってんの！？」
「この甘い匂い、もしかするとAが盛られた薬は惚れ薬かもしれねぇ！」
「はぁ！？」
「惚れ薬って、あの最初に見た人を好きになるっていうあの？」
「や、やばいじゃん！A、悪いっ」
エースは自分の首に巻いていたネクタイを抜き取り、Aの目を隠すように頭に巻きつける。
突然暗くなる視界に不安そうにネクタイを巻いたエースの手を握った。
『エース、私どうなっちゃったの…？』
「大丈夫、大丈夫だから。オレたちがなんとかしてやるから安心しろ」
『うん…』
「あっれ〜？エースちゃんたち今日はここでオヤツタイム？……え？」
「あ、ケイト先輩」
「それ何プレイ？」
「今はそんなこと言ってる場合じゃないんです！」
「ええ〜…、今日のユウちゃん怖い…」
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ここ(プロフ) - シグ(キッズ)さん» 特にタイトルが思いつかなくてこうなりました^_^上手なタイトルを作ってる方は本当に尊敬します。 (2020年12月14日 7時) (
レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
シグ(キッズ) - はいはーい午後の紅茶を午前に飲んでクラスメートにイキろうとした奴が通りますよっと (2020年12月14日 3時) (レス) id: 470a8af925 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - あーちゃん！さん» 正解おめでとうございます〜♪銀髪で外で寝てる、といったらシルバーくんなので多分大体の方がわかってたと思うので大丈夫ですよ^_^可愛いカイワレくんを目指しました。ありがとうございます、がんばります！ (2020年11月14日 19時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん！ - ここ様名前出してしまったのまずかったですか？だとしたらすみません！ごめんなさい！でも当たってたの嬉しい！シルバーくん可愛い...！リリアちゃん大丈夫かな？(笑)夢主ちゃんに結構やられてたけど...カイワレくん優しい！なんか可愛いし！更新頑張って下さい！ (2020年11月14日 19時) (レス) id: a175662a1a (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - あーちゃん！さん» まだ名前は出てないので誰かは言えませんが……誰でしょうね？（笑）この短編集では本編とは違った彼等を書いていきたいと思っているので、どんどんおかしくなっていってもらいます！続きを楽しみにしていただけて嬉しいです。 (2020年11月8日 19時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2020年10月8日 8時
