8:募る不安 by 黒獅子凍 ページ9
俺はみかんさんの言葉を理解していた。だからこそさっきの試練で言い放った「一緒にここから出る。」という考えが脳裏に酷くこびりついていた。例えさっきの考察が本当だとしても、俺はみかんさんを死なせることはできない。俺はそのことをみかんさんに正直に打ち明けた。すると、みかんさんは...。
「本当に...優しいんだな...。」
といい、小さく笑った。
「でもさ...凍さん...。」
その言葉とともにみかんさんの表情が曇りはじめ...。
「俺はもう...限界なんだよ...!!!終わらない扉!!!進展もなければ、出口の気配すらない!!!こんなんじゃ衰弱してどっちも死ぬことなんて目に見えてるんだ!!!凍さん...!!!君は確かに優しい...。今だって、二人で助かる方法を必死に考えている!!!でもさ...凍さん...。いずれは選択する日は来るんだ!!!」
「...!!!」
「それがたまたま今日だったってだけ。さぁ、凍さん...。選んでよ...。僕を殺して鍵を取るか...。このまま二人で衰弱死か...。凍さんなら...。」
背筋が凍った。寒さには自信があるが、俺は震えていた...。
「無理だよ...。俺は...みかんさんを殺せない!!!」
その答えを待っていたかの用にみかんさんが食い気味に言った。
「じゃあこのまま一緒に野垂れ死ぬのか?」
その時のみかんさんの表情はどこか冷たく、厳しくもあり、優しさがグチャグチャに入り混じった目をしていた...。
俺はその表情を見て、萎縮してしまった...。
「そ...それは...。」
その時に扉が出現し、空いた。
「みかんさん...。」
俺は勇気を振り絞り、みかんさんと話した。
「俺は元々頭が悪いから、頭より体が行動するからさ...。さっきの考察もみかんさんの意見を聞いて述べただけだ...。今はどっちも精神がいけない状態だ...。今考察しても、あまりいい回答は出ない...。」
「だから、この試練に行くと...??」
みかんさんが問いただした...。
「そう...!!!今は考えない方がいいよ!!!よし、行こう!!!」
俺はみかんさんを引っ張り、扉に向かっていった...。
ーー
すみません!!!オチが雑ですみません!!!後、シンプルに遅れてしまってすみません!!!mofuさん!!!お願いします((
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mofu megane(プロフ) - 桜道 あすかさん» ありがとうございます!励みになります...! (2021年12月30日 23時) (レス) @page4 id: 950de74267 (このIDを非表示/違反報告)
桜道 あすか - 面白そうですね。更新待っております。 (2021年11月23日 12時) (レス) id: 47dc307598 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mofumegane&黒獅子凍 | 作者ホームページ:youtube.com/channel/UC-31h_OvshlXRHaXmKewceQ
作成日時:2021年11月22日 22時