10:蜒輔r蜉ゥ縺代※ by黒獅子凍 ページ11
「みかんさん!!!大丈夫ですか!!!」
俺はみかんさんに駆け寄った。
「おう、大丈夫だ。心配すんな。」
よかった...。みかんさんに目立った怪我は見当たらない...。よかった...。本当に...。
「さぁ、先に進もう!!!さっさとこんなところ抜けようぜ!!!」
俺はそう言って、みかんさんの腕を引き、扉へと向かった...。
扉の向こうは書斎であり、本がズラーッと並んでいた。
「うわっ、本がいっぱいだ...。俺、読書苦手なんだよなぁ...。」
俺は嫌な顔をした。
「まぁまぁ...。さてと、そろそろ試練の通達役が来てくれると思うのだが...。」
みかんさんがそう呟くと...。
「よくぞ第5の試練までこれた...。褒めてやるよ...。」
と、嫌な声が聞こえた...。
「げっ...。その声は...。」
俺はさらに嫌な顔をした。声の主は俺が大嫌いな御魂灯火だった...。
「さてと、残りは後3つ、これを含めてだ...。果たして、クリアできるかなぁ...。」
言動も身振りもあいつそっくりでマジで気に入らなかった...。だんだんと俺は苛ついてきた...。
「試練はいたって簡単。俺が持ってるこの魔導書に一人でも触ればおっけー。簡単だろう...。」
と、灯火は魔導書を投げた。
っへ...??それだけ...??俺はどんな試練が来るかと思い身構えたが、あまりの簡単さに拍子抜けてしまった。
「あまり油断しない方がしないほうがよいでしょう...。きっとなにかあの魔導書に罠でも仕掛けられているんでしょう...。」
と、みかんさんは俺の肩を叩いた。そうだ...。試練も終わりを迎えているんだ...。油断はいけない...。
「とりあえず、俺が触ってくる。もうみかんさんに負担はかけさせたくないからな...。」
といい、俺は魔導書に近づき、手に触れた...。
「...どうですか...??」
みかんさんは声をかけた...。
「別に何ともねぇな...。罠なんてハッタリにすぎないか...。」
すると...扉が現れた...。
「あ!!扉だ!!!凍さん!!!行きましょう!!!」
みかんさんが声を弾ませて、報告した時だった...。
「...あぁ...!!!...あぁぁぁぁ!!!」
俺はへたり込んでしまった...。
✥
突然の凍さんの状態の悪化に気が付き、凍さんに近づいた...。
「凍さん!!!大丈夫ですか!?」
すると...。
「...ッヒ!!!来ないでください!!!」
俺は凍さんに殴られそうになった...。
「...っぶね!!!」
俺は後ろに下がった。
「ごめんなさい!!!ごめんなさい!!!」
凍さんは何かを怖がっている...。
これがこの試練の真の目的か...!!!
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mofu megane(プロフ) - 桜道 あすかさん» ありがとうございます!励みになります...! (2021年12月30日 23時) (レス) @page4 id: 950de74267 (このIDを非表示/違反報告)
桜道 あすか - 面白そうですね。更新待っております。 (2021年11月23日 12時) (レス) id: 47dc307598 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mofumegane&黒獅子凍 | 作者ホームページ:youtube.com/channel/UC-31h_OvshlXRHaXmKewceQ
作成日時:2021年11月22日 22時