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「え・・・」
私はショックのあまり、思わず声に出してしまった。
そして、メイくんとそれ以降目を合わすこともなく飲み会は終わった。
解散するとき、メイくんは私に何も言わずスタスタ先に帰ってしまった。
「ちゃんと話し合いたかったのに・・・」
?「A・・・大丈夫?」
「まぐ・・・」
まぐは、メイくんに手を振りほどかれる瞬間を見ていたらしい。
「安心させたかっただけなのに・・・なんでだろ。メイくんの考えてることよく分かんないや・・・」
ギュっ
「え?」
まぐは私の手を黙って握った。
まぐ「・・・俺さ、まだAのこと好きだよ」
「まぐ・・・」
そしてまぐは私を抱きしめた。
まぐ「Aのことも、メイくんのことも好きだけど・・・メイくんで傷ついてるAを見て喜んじゃう自分がいる。
メイくんで傷ついてるAに俺が近づいて、あわよくば・・・って思ってる自分がいる。
最低だよな(笑)」
「ううん、そんなことない。今でもこんな私を好きでいてくれるなんてほんとに嬉しいよ?
でもね、やっぱり私にはメイくんだけなんだ。傷つくことだってたくさんあるし、泣くことだって不安で押しつぶされそうになることもある。
どんなにツラくても、どんなにムカついても、結局メイくんが大好きなことは変わらないし、メイくんじゃなきゃダメなんだ」
まぐ「そうやってハッキリふってくれると助かるよ(笑)ありがとう(笑)」
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瑞飴瑠海@2/10か12あたりまでほぼ活動停止(プロフ) - オリジナル作品ではいなため、オリジナルフラグをお外しください。外さない場合は、違反報告さしていただき、作者様側にはペナルティを背負っていただきます。 (2016年1月17日 15時) (レス) id: a6da5bb7a2 (このIDを非表示/違反報告)
ちよこれいと。(プロフ) - あーさん» ありがとうございます!頑張ります♪ (2016年1月15日 23時) (レス) id: 9b839ff20a (このIDを非表示/違反報告)
あー - わ~(*´∇`*)け け 結婚!!!これからの展開が楽しみです♪更新頑張って下さい(´`〇) (2016年1月15日 18時) (レス) id: d00f39941c (このIDを非表示/違反報告)
ちよこれいと。(プロフ) - あーさん» お待たせしてしまい申し訳ございません!頑張ります♪ (2016年1月8日 1時) (レス) id: 9b839ff20a (このIDを非表示/違反報告)
あー - 待ってました~(´`〇)これからも更新頑張って下さい♪ (2016年1月6日 22時) (レス) id: d00f39941c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちよこれいと。 | 作成日時:2015年6月26日 22時